要所要所で大きく下がった国内金価格、その背景は？！

1540 Gold

当選確実状態である
バイデン氏が1月20日の
大統領就任を迎えるまで
何とも微妙な状況が続いてます。

党も違えば考え方も
人柄も全く違う両名なので
市場も不安定な状態なワケです。

どっちになるのか
きちんと決定していないから
投資するのも難しいのです。
（ほぼバイデン氏でしょうが…）

…なんてことを以前の
ブログにも書いたのですが
やはりそんな様子です。

こういったどっちつかずの状況が
種類問わず色んな投資商品でも
起こっています。

金市場も同様であって、
10月は下落傾向であったものの
11月はほぼ価格変動なく
下がっては上がるの繰り返し。

投資家も資産家も
先行きが見えないだけあって、
動きが鈍い状況なのです。

そんな膠着状態が続いた
状況となっておりましたが
ようやくしびれを切らしたか
国内金価格も7,000円/g切り。

徐々に落ちるも要所要所で
ガクッと落ちては元に戻る感じでしたが
11月10日に1日だけ100円/g以上も
国内金価格が落ちた日が
あったんです。

その前日でドル建て相場と
為替比較をすると以下の通り。
・国内金相場：7,034円/g（-138円/g）
・ドル建て相場：$1,875/oz（-＄83/oz）
・為替：￥105.20（＋￥1.95）

この大きな動きは
最近なく約1ヵ月ぶり。

これだけ大きな動きが
あったのには当然ながら
理由がありました。

ではその理由とは
何だったのでしょうか？

ワクチンによる安心感

最も大きな要因が
新型コロナウイルスの
ワクチンでした。

通常ウイルスに対する
ワクチンというのは
最低でも5年ほどしないと
世に出回ることはありません。

作ったところで
そのワクチンが効くのか
効果の確認が必要ですし
副作用などの治験も
必要となるため。

しかし、世界に拡がる
パンデミックに対処すべく
急ピッチで開発された
コロナウイルスワクチン。

その成果が報道されるたび
金価格が大きく下がりました。

金価格が大きく下がった
11月10日にはアメリカの
大手製薬会社ファイザーは
90%以上の予防効果がある
…と発表しました。

つい2日、3日前には
予防効果95%で重篤な
副作用もないと公言。

2020年の金相場はもともと
米中貿易戦争、中東問題等で
昨年より上昇する予想でした。

しかし、新型コロナウイルスで
予想以上に大きな高騰現象が
起こってしまいました。

そんな予想外の有事は
1国に限らず全世界に影響し
未だ被害を食い止めることが
できておりません。

これではこの先の
経済が落ち込むことは
誰が見ても分かります。

ロックダウンしても
緊急事態宣言を行ってもダメ。

感染が収束する様子がない
そんな状況での打開策は
ウイルスを予防し治す他に
ない状況となってます。

こういった中での
ワクチン報道というのは
人類を救ってくれる
一筋の光となったのです。

とはいえ、まだまだ
製薬会社の一方的に情報が
展開されているだけ。

もしもワクチンに関して
信憑性が取れることになれば
政府がどう動くか…。

ファイザー以外にも
ワクチン効果を公表する企業も
少しずつ出てきました。

今後はワクチンの成果より
政府の動きの方に注視すべき
時期となりそうです。

先ほどお伝えしたように
通常は数年かかるワクチンが
この数か月で作ろうとしてるので
そこはちょっとネック。

ファイザーは年内供給を
目指し動いているとのことで
早くも実現して効果が出ることを
祈るばかりですね。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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