日本のビッグマック指数は年々後退！

2691 Gold

X（元Twitter）のトレンドに
バーガーキングが上がってたようで
ハッシュタグを見てみたところ
その背景はマクドナルドの値上げ。

今月24日からメニューの
1/3ほどが値上がりするようで
バーガーキングの方がお得では？
ってことでトレンドになった模様。

どれだけ値上げされたのか
チェックしてみたのですが
まぁまぁのボリューム。

ただ、単品の値上げのみで
中にはセット価格は据え置きの
商品もありました。

あまり単品で頼まないし、
大好物マイックフライポテトも
据え置きなので、私としてはそこまで
大きな影響はなかった感じです。

このブログでは何度か
マクドナルドに関してネタに
取り上げたことがあります。

そう、ビッグマックの
販売価格をアメリカと比較し、
両国間での購買力格差を知る
ビッグマック指標です。

これもマクドナルドの
値上げが起こる度にネタとして
書いてきた情報。

イギリスの某社が発表する数値で、
原材料と製造方法が全世界共通である
ビッグマックの販売価格を使って
算出するこのビッグマック指数。

あくまでも経済動向の参考用の
パロディ的要素ではあります。

ちなみに日本は2000年頃に
5位をマークしていた頃があれど
ずるずるずるずると落ちていき
昨年の時点でなんと44位。

ランキングが下がるのは
購買意欲の低下を意味しており
それを実感できる状況。

そんなビッグマックも
今回は値上げ対象であって
450円から480円に値上げ。
（都心部では更に高い）

指数のランキングでは下がり
購買意欲の低さはあれど
他国に比べると値段は安い方。

日本もインフレと言われてますが
他国の値段に比べるとマシな状況…
なのかもしれませんね。

為替を見るかドル建てを見るか…

結局のとこビッグマック指数は
為替に関する評価を探るには
役に立てるかもしれません。

そんな為替ですがこれは
日本国内で金（ゴールド）を
買うに当たって重要な情報。

ゴールドは海外仕入れのため
ドル建て相場と為替によって
国内の円建て価格が決まります。

なので海外の金情勢に
日本の経済情勢など国内外に
目を向けないといけません。

そんな中でお客様から
こんなことを聞かれました。

”ドル建て相場とドル円為替、
どっちを基準に買うのを
決めるとよいでしょうか？”

円建てで買う以上、どっちも
大事なのが正直なところですが
強いて言うとなればやはり
ドル建て相場かと思います。

というのも一般的な見解では
ゴールドは経済が悪くなると
価値が上がりやすい商品ですが
日本も経済が悪くなった場合、
円安傾向となりやすいため。

もちろんその為替のタイミング、
政府の政策次第で状況は異なりますが
そういうのを加味しないとなると
一般的にこうなる傾向です。

円安傾向ということは
円建てにとっては値上がり要件。

なので世界情勢が不安定、
全体的に不景気になることにより
安全資産のゴールドの需要が高まり
ドル建ての相場が上がる。

そこに日本にもその不安定・不景気の
余波が来ることで円安傾向となると
円建てに金相場はダブル効果により
更に高くなる可能性も高くなる。

もちろんドル建て金相場だけでは
ドル円為替の動きは分からないし、
ドル建てが上がっても円高とならば
円建て金相場が変わらないことも…。

どちらの情報も重要ではありますが
強いて選ぶならドル建て金相場かなぁ…
というところですかね。

そもそものゴールド自体の価値は
ドル建て金相場に反映されているので
どの国であっても基本的にベースとなる
ドル建てを追うのが無難ではあります。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(1/19)の貴金属価格】
　ゴールド：10,639円/g（+57）
　プラチナ：4,860円/g（+102）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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