日本人に金(ゴールド)が馴染んでない理由

投稿日:

1712 Gold

 

毎年4月末~5月初旬に
かけてある休日ラッシュ、
GW(ゴールデンウィーク)。

メディア(特にニュース)では
大型連休と言われてるので
GWと言われませんが
”なぜゴールデンなのか?”
なんてお客様に聞かれました。

言葉に金が含まれているだけで
金とは関係ないと思うのですが
聞かれてしまった以上は伝える
義務があるので調べてみました。

 

このGW(Golden Week)は
和製英語であるため通じるのは
もちろん日本国内のみ。

海外で伝えたところで
「はっ?」と言われるのがオチで
今ねっとで学んでいる海外在住の
先生に聞いてもそんな反応でした。

 

で、この言葉が誕生したのは
諸説あるようですが最も有力なのは
映画会社が命名したという説。

特定の時期に放映しないと
映画がヒットすることはない!
…という業界の常識を覆したことが
キッカケで生まれた言葉のようです。

 

大型連休っていうとGW以外に
正月やお盆などがあるので、
先ほどの映画界の常識がありました。

しかし、4月~5月に祝日ができ
大型連休ができたことによって
映画を観る人も増えヒット作も増加。

それによって映画業界の
イヤな常識が崩れ去ったことで
誕生した言葉だったのでした。

 

ちなみにゴールデンは
ラジオやテレビの視聴率が高い
ゴールデンタイムや
ゴールデンアワーのパクり。

海外ではこのゴールデンタイムは
プライムタイム(Prime Time)と言われ
某ア〇ゾンが提供するサービス名にも
使われている言葉だったりします。
※Prime:最高、最も重要、主要な

 

日本ではゴールデン(黄金)が
採用されたのは最も価値がある物に
例えられたためでもあったのです。

ま、ゴールデンかプライムか
って言われるとニュアンスとして
ゴールデンの方が価値は高く
聞えますからね…。

 

それこそ日本はかつて
黄金の国とも呼ばれた国で
金にまつわる建物が今なお
残っている金の産出国。

現在の産出量は海外に比べ
微々たるものではありましたが
時代によっては世界一の
産出国とも言われてました。

 

黄金の建物であったり
お金に大判小判が使われたのも
頷ける背景があったのです。

そして、国内だけではなく
近隣のアジア圏の国にも
輸出していたこともあって
その様子はマルコポーロの
東方見聞録にも書かれてました。

 

ただし、産出量が
一気に減ってしまってからは
日本人にとって金(ゴールド)の
馴染みが薄くなってきました。

身近に触れる機会が減り
高価なものとして扱われ
一般人では手に入れることが
困難になったためです。

 

それ以降は国内産出より
他国からの輸入に頼ることになり
金を保有する人や目的が
限定的となりました。

ジュエリーでも金より
プラチナの方が人気だし、
資産としても金の浸透が
他国より薄いワケです。

昨年からの金の高騰、
コロナ禍による経済不安定、
金(ゴールド)にとっては
いい材料が揃ってきました。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(5/13)の貴金属価格】
 ゴールド:7,079円/g(-13)
 プラチナ:4,778円/g(-60)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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