日本の寺社に金の仏像が少ない理由

投稿日:

1230 Gold

 

先日、WASHIの会という
ブログ仲間のイベントで
七福神巡りをしてきました。

昨年の1月は同じグループで
宮島にて初詣&書初め。

今年は何にしようか
ネタに迷ったのですが、
どうせなら広島ならではが良かったので
かねてからやりたかった
初詣の巡業をチョイス。

 

通常ならば3日までに
行うのがよいのでしょうが
人数も人数ってことで
1週間ほど遅れての開催。

広島七福神巡りと言われる
広島駅北口に始まり
7つの寺・神社に設置される
七福神を巡るお詣りに行きました。

 

この七福神巡りは全国各地に
あるのですが、今回回った
7つの神社仏閣は以下の通り。
・饒津神社:恵比須天
・明星院:毘沙門天
・鶴羽根神社:弁財天
・広島東照宮:福禄寿
・尾長天満宮:寿老人
・國前寺:大黒天
・聖光寺:布袋尊

 

残念ながら、
スタンプラリーであったり
お守りストラップイベントは
すでに終わってましたが、
いい運動になり楽しめました。

ちなみにイベントが
開催されている正月だと
とんでもない人の多さで
ごった返すようです。

 

そんなイベント期間も
終わっていたので御朱印は
全て手書きかな~と、
思っていたのですが残念ながら
そうでもなく…。

ま、コレクションが
増えただけでよしかな。

ちなみに冒頭にある
金色の観音様は最後に訪れた
聖光寺の聖幸観音。

高台にあることもあり、
神々しさ抜群なので
写真映えする観音様です。

 

 

仏像の色は何色?

アジア圏では仏教、
欧米ではキリスト教など
地方によって信仰する
宗教は異なります。

そして、宗教によって
崇める神様も異なるのですが
同じ仏教系でも日本とタイでは
全く見た目が異なります。

 

日本は銅や木彫りが多いけど
タイやインドなどでは
やけに金色の仏像が多いと
感じたことってありません?

 

もともと金色には
輝きからくる装飾性と
神々しさからくる聖性という
二面性の特性を持った色であり、
仏教美術では特に好まれました

しかし、国によって
仏像の色が異なるのは
現地の風習に理由があります。

 

日本の仏像で金色の
ものが少ない理由は
仏教は他国から伝わり
当時の日本は素材となる
森林に恵まれた

…という背景があるため。

 

特にタイやインドでは
金(ゴールド)が好まれる国ですが
そもそも自国や近辺で昔から
産出できた経緯もあります。

それに比べて日本でも
多少の金を産出できるものの
仏像を作れるほどの量を
掘り出すことはできませんでした。

 

そんな金の歴史もあるし
タイやインドの田舎では未だに
金で物々交換されている村も
存在しております。

何百年前から金という資源が
重宝されていいたがために
仏像として使われた歴史も
日本より長かったのです。

 

そんな状況を示すように
この2国は金の購入量を
年々増やすことによって、
国としてリスク対策を行ってます。

発展途上国ながら
外貨通貨の割合が日本より
高いところを見ても
その様子は伺えます。

【外貨準備】
為替介入の資金として使用され、自国通貨の安定と通貨危機に備える資産のこと。
主に米ドルなどの外貨や金(ゴールド)によって、準備されている。
※日本:2.7%、インド:6.6% タイ:3.3%

 

現地では金自体が
崇められていることもあり
宗教の頂点でもある仏様も
金色で表現されてきた
歴史があったのでした。

 

…にしても最後に高台に見える
聖光観音は本当に良かったなぁ。

で、せっかく動画を撮ったので
今回の広島七福神巡りについても
動画を作ってみました。

最後の聖光寺の
光り輝く聖光観音は
必見ですのでよろしければ
ご覧ください↓↓

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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