ジュエリーもおりんも金製品である以上は資産になる

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2972 Gold

 

当店の店頭には18金の
おりんを置いてるのですが
その際の伝票が出てきました。

どこに置いていたのかと
思っていてずっと探してましたが
掃除をしていたらポロッと
出てきましたよ。

こういうのって探してるときに
限って出てこないのですが(笑)

 

私が入社する前からあり
結構古いものとは思ってましたが
伝票を見ると結構古いもの。

平成11年だったので
1999年と今から25年前に
購入されたものでした。

金額としては37万円弱と
今では考えられない値段でして
さすがにビックリしました。

 

サイズは2.8寸で重量は
241グラムと当店でも
良く売れるサイズ。

当時の金小売価格も
記載されていたのですが
949円/gってことで今見ると
”桁が1つ少ないんじゃないの?”
と勘違いしそうなものでした。

 

それもそのはずで1999年は
ITバブルでありとあらゆるお金は
株に回されていた時代。

株式投資なら儲けやすかったので
安全資産であるゴールドはあまり
見向きもされない暗黒時代。

当店は1980年から金地金の
事業を展開しているのでその頃に
買っていたのでしょうがそうでなければ
まず買わなかったでしょうね。

 

仮に今の相場だったら
545万円ほどの金額となる計算。

ひとつのおりんとして
見たら何一つ変わらないけど
金銭的な価値は大きな変化。

改めて金という資産の
魅力を感じた次第です。

 

 

金製品も長く持てば資産に…

おりんなどの工芸品は
製造コストが掛かってくるので
金製品の中でも換金性としては
あまりよろしくないもの。

インゴットや金貨といった
資産向けの商品に比べると
換金性が劣ってしまいます。

なので、資産としても
持つには向かない商品。

 

ですが長期的に持つのであれば
インゴットや金貨ほどの利益に
期待できなかったとしても
資産としては悪くないかと。

なぜならば長く持てば持つほど
金価格の上昇に期待できるのは
工芸品やジュエリーと言った
金製品にも通じる話であるため。

 

工芸品にしろジュエリーにしろ
金製品でできている以上は
当然ながら必ず金が含まれます。

ということは純度が低ければ
買取単価は下がるかもしれませんが
金相場に合わせて基本的には
素材価値も連動するもの。

長期運用向きであるのは
インゴットや金貨に限らず
金製品全般に該当する
っていうことでもあります。

 

金価格が上昇すると
インゴットや金貨だけでなく
ジュエリーなどの金製品全般の
買取が増える傾向にあります。

まさに金が含まれたものは
金価格に比例して買取価格が
上がるからということ。

製造コストが掛かる
工芸品やジュエリーであっても
場合によっては購入時より
高く売れることもあるのです。

 

工芸品もジュエリーも
どちらかというと実用的な物。

使いながら運用できるので
そういう意味ではコスパのいい
商品であるとも言えます。

使うだけ使って不要になれば
売ってしまうというのも
金製品ならでは運用ですね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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