ジュエリーや工芸品は節税にも向いてるコスパ商品

2198 Gold

この前、深夜にたまたま
テレビをつけていたのですが
黄金展を題材にした特番が
放送されてました。

その黄金展というのは
田中貴金属でもナカオカでもない
他社のイベントではありました。

番組の内容としては
”なぜ金を買うのか？”
というものだったのでつい
気になって見た次第。

黄金展とあるので金といえど
取り上げられた商品が工芸品。

その中で出てきたのが
フクロウの置物であったり
仏具として使われるおりん。

フクロウに関しては
当て字で不苦労となるように
苦労することのないように…
という思いでの置物。

そして、おりんに関しては
亡くなった親族へ音色と共に
思いを伝えるアイテムとして
取り上げられていました。

もともと贈られる側だった人は
金（ゴールド）が大好きで
指輪やネックレスは必ず
金でできたものを身に付けてました。

そういったこともあり、
縁起物としてのフクロウの
金の置物を贈ったのです。

ただ、その方は現在
お亡くなりになっていた方。

まだまだ一緒に過ごしたい思い
天国にいるその方へどうしても
メッセージを伝えたい！

そういった背景もあり
大好きだった金（ゴールド）の
おりんを鳴らし毎日仏壇に
お参りしているのだそうです。

金工芸品を買う人には
こういったエピソードを
お持ちの方が多いんです。

弊社にも同じような理由で
金工芸品を購入する方がいるので
つい自社と被って見えましたね。

節税向きな金製品

故人を偲ぶという理由で
人気な金のおりんですけども
工芸品やジュエリーというのは
節税向きな商品でもあります。

というのが金に関する税金は
消費税・所得税・相続税・贈与税
と主に4つ掛かってくるのですが
この中の3つは非課税として
運用しやすい商品であるため。

課税対象として免れることが
できないのは消費税ですが
これ以外は運用次第では
節税しやすい商品ではあります。

まず所得税ですけども
ジュエリーや金工芸品というのは
売却した際の価格が30万円超えで
かつ売却益が発生すると課税対象。
（インゴットや金貨とは条件が異なります）

ただ、このふたつの金製品は
購入時の加工コストが掛かるので
なかなか利益が出にくくなってます。

よっぽど相場が上がらないと
購入した時の元は取れないのですが
ジュエリーも工芸品も使い道があるので
ランニングコストと捉えると
コスパは良い商品とも言えます。

次に相続税ですけども、
ハッキリ言ってしまうとこれを
非課税にするにはワンクッション
必要となることがあります。

それは生前贈与によって、
金製品の持ち主を変えること。

相続税は亡くなった方の資産と
課税条件に応じて税額が決まりますが
事前に持ち主を変えておくことにより
資産額を減らせば非課税とすることが
可能となるかもしれません。

そして、贈与税ですがこれは
暦年課税と相続時精算課税という
ふたつの課税方法があります。

国税庁のHPからの抜粋ですが
それぞれ以下の通りです。

【暦年課税】
贈与税は、一人の人が1月1日から12月31日までの1年間に贈与を受けた財産の合計額から基礎控除額の110万円を差し引いた残りの額に対してかかります。
したがって、1年間に贈与を受けた財産の合計額が110万円以下なら贈与税はかかりません（この場合､贈与税の申告は不要です）。

【相続時精算課税】
「相続時精算課税」を選択した贈与者ごとにその年の1月1日から12月31日までの1年間に贈与を受けた財産の価額の合計額から2,500万円の特別控除額を控除した残額に対して贈与税がかかります。
なお、この特別控除額は贈与税の期限内申告書を提出する場合のみ控除することができます。
また、前年以前にこの特別控除の適用を受けた金額がある場合には、2,500万円からその金額を控除した残額がその年の特別控除限度額となります。

良く使われるのは暦年課税で
毎年110万円の控除があるので
金額内ならば非課税ということ。

そして、先ほどの相続税も
この暦年課税を使いながらも毎年
少しずつ資産を贈与することで
相続税の控除に収めやすくなります。

相続税や贈与税に関しては
インゴット・金貨にも使えます。

ただ、ジュエリー・工芸品は
利益が出にくいこともあるので
所得税の対象になりにくく、
更に節税しやすいのです。

このような背景があるので
ジュエリー・工芸品というのは
使えるだけでなく節税できる
アイテムとして世界でも人気なのです。

ジュエリーや工芸品は
身に付けたり家に置いたりと
感情面での使い道がメインです。

ただ、こういった節税としての
一面もあるので伝えておきました。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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