宝石に比べると圧倒的に鑑別しやすい貴金属

更新日:

2520 Gold

 

宝石の付いたリングの
買取見積もりを…ということで
お客様が弊社へご来店。

5点ほどあったのですが
どれもボリュームのある
色石ばかりでした。

恐らくは何十年か前に
購入された物でしょうが
話してみるとその通り。

 

知人から譲ってもらった
リングもあれば昔購入された
というものも。

最近ではなかなか見ない
デザインであったので
何となく予想はできました。

その中で気になった
リングがあったのです。

 

少し緑色っぽく、でも
南国の海をイメージさせる色の
その宝石はまさにトルマリン。

そのトルマリンの中でも
ダイヤモンドに匹敵するほどの
価格を誇るパライバトルマリン。

そんなパライバトルマリンに
見えたリングがあったのですが
それがなかなか見ないサイズの
大きさだったので気になった次第。

 

宝石のサイズは2ctとあったので
もし、パライバトルマリンなら
市場価格で最低でも100万円ほど。

5つあったリングの中でも
色とボリュームに圧巻されましたが
話を聞いてみたところ”?”。

購入されたのが10年ほど前で
数十万円程度だったとのこと。

 

このサイズならば数十万円で
買えないとは思っていたので
おやおや?と感じていたのですが
鑑別書を見て納得しました。

というのも鑑別書には
天然トルマリンとあったけど
パライバトルマリンという
記載はありませんでした。

むしろ、”加熱処理を…”
という文言が記載されており
宝石は天然物でも見た目を
良くするために加工されたもの。

 

加熱処理の見極めは難しく
専門家がルーペでよーく見ても
100%見分けが難しいもの。

だからこその鑑別書ですが
一番の懸念は購入された方が
パライバであることを知ってたか
知らなかったというところ。

10年ほど前のことなので
当時は覚えてないとのことですが
もし認識とズレた買い物であれば
それはそれで悲しいことです。

 

 

見た目をよくする加工

今回のトルマリンに然りですが
宝石の場合には見た目をよくするため
加熱処理や含浸処理など人の手が
加えられることがあります。

それって天然の宝石だけど
天然じゃないよね!
…と思われるかもしれませんが
まさにその通りです。

なのでそのように人の手で
何かしら処理された場合には
何も処理されてない天然物に比べ
価値は落ちてしまいます。

 

これってある意味、
金製品に似ています。

というのも金製品といっても
中には外側にメッキや金張りして
見た目をよくするという処理が
施されている物があるため。

金メッキは何かの物に対して
外側に薄い金の膜を張ることで
安く済ませることができて
なお金製品に見せれる手法。

 

商品全てを金(ゴールド)で
作ると軽いものならまだしも
重いものなら結構な価格です。

もしも仏壇や仏像などを
全てゴールドを使ってしまうと
なかなか手が出ません。
(特に今はかなり高騰してるので…)

ではそういったメッキ品も
宝石の鑑別書のように判断できるか?
というと意外と簡単にできます。

 

いくつか判断する方法はあるけど、
最も手っ取り早いのが刻印情報。

金製品には必ずと言っていいほど
純度情報が刻印されておりまして
メッキ品でもその旨が記されます。

たとえば、K18なら金製品でも
K18 GFやK18 GPといったように
後ろにGFやGPが付いていると
これはメッキ・金張りの証。

 

物自体に刻印されてるので
その点では宝石に比べると
貴金属は判断しやすいです。

それだけ刻印というのは
重要な情報となるのでもしも
見方が分からないという方は
ぜひこちらの動画をご覧ください。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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