預金封鎖でどうなる？映画カイジファイナルゲームの感想！！

1251 Gold

最近早起きしていることもあり
休みの日にも勝手に早く
目が覚めている今日この頃。

この前のお休みでは
朝一番に映画を観てきました。

で、観た映画というのが
劇団四季にも取り上げられ
Facebookでは友達がよく
観ていて高評価なキャッツ！
…ではなくカイジです(笑)

観たのは映画ですが、元々は
ギャンブルを題材とした漫画。

実写版では汚れ役というか
苦しむ姿において抜群な演技力の
藤原竜也さん（褒めてますよ）。

このカイジは過去に2作ほど
映画化されており、今回は
ファイナルゲームという
サブタイトルのついた作品。

前作と同様、漫画に連動した
内容かと思いきや全く違った
シナリオで面白かったです。

結論から言いますと
金（ゴールド）の価値を
更に認識できる映画でした。

もちろんストーリーの
ベースはギャンブラーの
単純な逆転劇ですけどね。

ただ、今回のストーリーは
金融的な問題で荒廃した日本が
背景になっていたんです。

オリンピック後の不景気で
物の価格が10倍上がった日本。

インフレによって、
満足な生活ができず、
外資系の進出によって
職を失われ疲弊しきった国民。

そんな状況を払拭するために
政府が打ち出した預金封鎖を
阻止すべくギャンブルを行う…
ザっとこんな内容です。

で、そんな中で主人公が
挑んだギャンブルというのが
今回はいくつかありました。

しかし、最も長かったのが
人間秤という資産量を争い
敗者は全て勝者に没収されるバトル。

どれだけの資産を持ち、
どれだけの人財に恵まれ、
それがどれだけの金額として
価値があるのか？

…というのを勝負するワケですが、
その価値を数値化するために
使われたのが金塊だったのです。

資産にならない資産

絵画や骨とう品、そして
不動産に小切手などあらゆる
資産が映画では登場し、
金塊に換算されました。

その中にはもちろん
価値が全くない
と判断された商品も…

作中には骨とう品として
昔高値で購入した象牙や絵画が
たくさん出てきました。

…が、ことごとく価値がない
使えないものとして鑑定され
換金されずに終わりました。

やはり人類共通認識で
価値を感じることができないと
お金に換金なんて難しいんです。

ちなみに今回の
映画に出てきた預金封鎖は
過去に日本でも実際に
行われた施策でもあります。

銀行口座を凍結させ、
お金を新たなデザインに変え
手持ちのお金を価値のない
資産に変える悪魔のシナリオ。

日本が敗戦した後に
政治資金徴収のために
行われたこの施策。

一度行われたので
二度と行われることはない
とは思いたいところ。

インターネットでは
行われる派と行われない派の
双方が主張しあっており、
見てて面白い意見ばかり。

でも、どれが正解で
行われるかどうかなんて
誰にも分からないんですよね。

ただ、もしも仮に
この預金封鎖が行われると
お金以外の資産って
どうなるのでしょう？

株だと証券口座が必要だし
そもそも企業がそんな状況で
安泰である可能性は低。

海外の株ならまだしも
ちょっと不安感はあります。

不動産の場合だと
同じく国によって強制的に
没収される可能性も
なくはありません。

そんな中でも
金（ゴールド）は
どうでしょう？

人の手で作られる
お金と違う天然資源だし、
第三者が管理する資産では
当然ありません。

見た目の輝きの通り
どんな状況でもどんな時でも
価値を保つ唯一資産なのです。

カイジの映画では
お金よりも金の方が
重宝された社会でした。

もし、お金の価値がなくなると
そんな世界になるのです。

預金封鎖にはならない！
…とは思いたいところですが
100%ないとは言い切れません。

だからこそ資産の一部に
金（ゴールド）を持っていると
そんなときでも安心できます。

映画では2020年の
東京オリンピックが終わった後の
時代背景となってました。

もちろん今回の映画は
フィクションとはいえ、
同じような社会には
なって欲しくないですね。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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