3037 Gold
ここ最近時計の修理で
多いのがリューズの故障。
リューズというのは
分針や日付を調整する際に触る
3時方向にある突起パーツ。
G-SHOCKやAppleWATCHなど
電子腕時計にはないパーツだが
ほとんどの時計に付いてるもの。
腕時計を持ってるならば
一度は必ず触ってるハズ。
そんなリューズの故障は
外れてしまって、そのまま
差しても付かないというもの。
付かないのでまたスルっと
抜けてしまうワケです。
付けることができないので
時計がちゃんと動いてても
時間の調整ができなくなります。
また、リューズを通す穴から
水分が入ってしまうと内部が錆びて
動作不良を及ぼすこともあるので
意外と放置していると危ない故障。
このリューズは外部と内部を
繋ぐ重要なパーツであるため、
壊れたとあっては致命的なのです。
しかもリューズは決して
太い芯ではなく細いもの。
折ろうと思えば簡単に折れるし
長年時計を使っていてもひょんなことで
リューズが折れてしまうこともある。
ほとんどが経年劣化であったり、
無理やり強い力で引っ張るなどですが
高所から落としたり、固い物に
ぶつけるなど衝撃を与えても
折れることがあるのです。
また、修理するとしても
リューズが折れて壊れるケースと
内部のリューズを受け止める部分が
壊れてしまってるケースもある。
どちらにしろ中身を見ないと
修理箇所が特定できないもの。
細長い細かなパーツだが
修理するにも故障個所を特定するにも
意外と大変な作業が必要なのです。
18金の時計のメンテナンス
時計の修理をお預かりした際、
セットで注文いただくことが多い
メニューがあります。
それはバンドやケース、
ベゼルといった箇所の研磨。
時計のほとんどはステンレス製で
基本的には傷付きにくい色褪せも
起こりにくい素材ではあります。
しかし、何十年も使っていると
どうしても小傷が付いてしまったり、
白く変色してしまうもの。
そのため、長く愛用されたい
そういったお客様の中には
研磨もして欲しいという要望を
いただくことがあります。
こういった研磨ができるのは
時計好きな方であれば既知の
ことではありますが、素材によっては
研磨できないものがあります。
それは加工が難しいチタン、
表面がコーティングされたメッキ、
衝撃に弱いプラスチック、
そしてセラミック。
これらは時計自体を
破損するリスクがあるので
研磨してピカピカな状態に
戻すことは叶いません。
ちなみに研磨できるのは
ステンレスだけではありません。
ゴールドに関しても
研磨することは可能です。
腕時計ではベゼルやケース、
高額時計によってはベルトにまで
ゴールドが使われることがあります。
ゴールドは加工しやすく
ジュエリーでの新品仕上げなど
研磨もしやすい金属です。
時計に使われるゴールドは
硬さが必要であるため、18金が
採用されることが多いです。
ゴールド以外の金属により
長く使っていることによって
経年劣化を起こすこともありますが
メンテナンスしやすいのも特徴です。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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