磁石で金・プラチナの真偽を鑑定する場合の注意点

2144 Gold

通帳記帳をしようと思い
銀行のATMに入れるとエラーが起き
入れても戻ってきました。

銀行の営業時間内だったので
そのまま窓口へ行ったのですが
どうやら磁気不良とのこと。

腕時計でたまにあるのですが
通帳でも起こるとは露知らず。

窓口で磁気復活してもらい
ひとまずは事なきを得ました。

ただ、この通帳は何度も
磁器不良になるようでして
経理からも「またか！」の一言。

今回磁器不良となった通帳の
銀行は弊社のメインバンクでなく
あまり使わない通常だったので
なおさらそう感じたようです。

ちなみに腕時計の磁気抜きは
専用の機械があるのでできますが
通帳のではそれができず…。

紙媒体である通帳だから
できなかったのか理由は謎ですが
まぁ、今回はひとまず窓口が
開いていたおかげで良かったです。

と、そんな話を窓口で
お話したら丁寧に磁気帯びを
帽子する専用の通帳袋を
いただきました。

かなりしっかりした
丈夫な作りの通帳袋。

確かにこの袋に通帳を
入れておけば磁気帯びも
防ぐことはできそうです。

ついでに通帳の磁気帯びは
何が原因なのか聞いたのですが
理由は電子機器と触れたため。

情報の読み書きを行う通帳の
磁気ストライプ部分は特に磁気を
受けやすいようなので何度もなるなら
このストライプに直接電子機器が
触れた可能性が高いです…とのこと。

ほぼ金庫の中に入れてるから
そんなことはないと思っていたら
なんとワンタイムパスワードを
生成する小さい機械が…。

ひょっとしたらこの機械と
磁気ストライプが直接触れたのが
原因だったかもしれません。

磁力確認もパーツ次第

そんな磁気ですけども
金やプラチナなど一部の貴金属は
磁力を帯びない特徴があります。

これがどういうことかというと
金やプラチナで造られた商品が
本物かどうかをチェックできる
…ということです。

メッキ品は表面は貴金属の
薄張りで対応されているものの
中身は安価な金属が使われており
そのほとんどは磁気に反応します。

そんな特徴があるので
お客様が買取のためにたくさんの
ジュエリーをお持ちになった場合は
まず磁石を使って磁気確認をします。

まず買取できるかどうか
ふるいに掛けるということです。

これだけならば自宅でも
簡単に確認できるのでオススメ
しているのですがその際には
注意していただく事項があります。

それは

パーツと健康ジュエリー

よくネックレスやイヤリング、
そしてタイタックであることですが
ジュエリーもパーツ次第で磁石が使われる
…なんてことがあります。

特にネックレスの留め具、
ばね式イヤリングのばね部分、
タイタックのキャッチ部分は
磁石が使われることがあるので
要注意する商品ではあります。

なので一か所だけでなく
くまなく磁力確認をしておけば
間違った判断を無くすことが
できるかと思います。

そして、磁力確認する上で
もうひとつ要注意となる
商品が健康ジュエリー

健康ジュエリーといえば
ネックレスとブレスレットが
多いのですがこれらは磁石での
確認が困難なケースがあります。

なぜなら、金の内部に
磁石が埋め込まれていたり、
金・プラチナに磁力を帯びる金属が
錬りこまれる商品があるため。

そうなると単純に磁石で
本物かどうかを鑑別することは
困難となってきます。

磁石で確認できますが
たまに磁石が埋め込まれた
パーツが使われてることもあり
全体をチェックする必要があります。

そして、健康ジュエリーの場合は
磁石に反応するからと言って全てが
メッキ品でないケースもあります。

もし、磁石を使って、金やプラチナが
本物かどうかを判断するのが不安ならば
遠慮なくご相談くださいね。

本来買い取れるものを間違えて
破棄してしまってはもったいないのです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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　ゴールド：8,427円/g（+30）
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