管理面を気にしないなら銀という手も…

投稿日:

1144 Gold

 

先週は立て続けに
銀地金(シルバー)に関する
お問い合わせを頂きました。

現物資産として
メジャーな金・プラチナは
話を聞かれることが多いけど
銀(シルバー)は稀な話。

 

ですが、将来的に
高騰する可能性がある
…ということで取り扱いに
関するご連絡を頂きました。

 

これまでの銀価格は
金(ゴールド)の変動に近く
イラン・イラク戦争が起きた
1980年に最高値を更新。

当時は366.87円/gという
今に比べると約5倍近くの
相場で取引されてました。

 

銀は金やプラチナのような
稀少性を持ち合わせてないので
量に関して困ることのない資源。

アクセサリーだけでなく、
医療用や工業用など幅広く
取り扱われております。

 

…にも関わらず、今でも
資産用に使われているのは
かつてプラチナ以上の
価値を持っていたため。

古代エジプト時代に遡ると
発掘する手間・コストが大きく
金よりも高価な資源として
取引に使われていました。

 

そんな銀は金価格の
グラフの推移と結構、
似たような動きしてます。

 

今でこそ様々な国で
採掘することができ、
人件費などのコスト削減で
安く産出できる銀。

実は技術が進むほど
使用量が上がっていく銀は
時代によって更に必要と
されているのです。

 

 

資産用としてはどうなの?!

確かに価格面でみると
今後需要が伸びるってことは
高騰に期待できる可能性が
あるのかもしれません。

 

では、価格以外で
資産として持つ場合に
金と銀ではどんな違いが
あるのでしょうか?

資産として持つ…という
観点で見た場合に
一番の違いというのが

サイズ

 

資産用として販売されている
インゴットだと金と銀で
以下のようにサイズの種類が
全く異なります。

金地金 1kg、500g、300g
200g、100g、50g
20g、10g、5g
銀地金 30kg

※上記は田中貴金属工業の取り扱いサイズ

 

なぜこうも商品の
バリエーションに違いが
あるのかというと

単価

に要因があります。

 

ここ数ヶ月でだいたい
5,600円/gの金に対して、
銀の価格は65円/g。

約10倍近くもあるため、
純金バーで販売されている
5gがもし純銀バーなら約300円。

これでは製造したり、
運搬費のコストにも
満たない価格となります。

 

ちなみにナカオカが
特約店契約を結んでいる
田中貴金属が販売する銀は

30kgのみ

 

とてもかさばるので
ある意味で管理が大変です。

30kgの銀ってことは
値段にして約200万円。

金にすればだいたい
400g分で済みます。

 

このように単価の違いが
商品のサイズに影響するので
現物として持つのに
楽をするなら金(ゴールド)が
オススメです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(10/21)の貴金属価格】
 ゴールド:5,746円/g(+6)
 プラチナ:3,532円/g(-1)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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