結婚指輪の素材はプラチナがいいのか？

2474 Gold

参列するのは数年ぶり
久しぶりの結婚式でした。

昨年は自分自身でしたが
最近は周りも既婚者が多く
式自体があまりなく。

そもそもコロナ禍によって
結婚式も控えよう的な時期もあり
久しぶりの大人数での披露宴。

で、今回は同い年の友達が
披露宴をするってことで
お声が掛かった次第。

新郎新婦共に経営者なので
友人だけでなく取引先も多く、
賑やかな宴でした。

なお、挙式は前日に
親族のみで行ったようでして
その様子は動画で放映されました。

ちなみに挙式会場は
世界遺産でもある宮島での
厳島神社でした。

宮島での挙式は過去に
行ったことが無かったので
実際に足を運びたかったけど
動画でも魅力は伝わりましたね。

今回の披露宴は神社の
隣の料亭で行われたこともあり
和装メインの式でした。

それもあってかウェディングケーキはなく
大きな酒樽を割るというのが
2人にとっての初の共同作業。

新郎新婦共にお酒が好きなので
ケーキではなく日本酒の入った樽で
全員にシェアというものでした。

めちゃくちゃ綺麗な
庭園をバックにした風情ある
会場で飲むお酒は格別。

食前酒はその割った樽に
入っていた千福という日本酒でしたが
これがまた飲みやすいお酒でして
スイスイといけてしまうやつ。

食前酒だけで済ませば良かったけど
乾杯後も同じテーブルの友人や
先輩後輩とガッツリ飲んでしまい
終わった時にはベロンベロンに
なってしまいましたね（笑）

指輪の素材事情

と、結婚式といえば
欠かすこと出来ないアイテムに
結婚指輪があります。

弊社でもブライダルリングを
販売しているので、相談を
お受けすることがあります。

で、そのときに聞かれる
問い合わせで多いのが素材。

結婚指輪の素材として
スタンダードなのは3種類あって
イエローゴールド、ホワイトゴールド、
そしてプラチナ。

もちろんこの素材でないとダメ
といったものはないワケでして、
過去にはシルバーやチタン、
パラジウムで作る方もおりました。

ただ、全体的に日本人は
プラチナを選ぶ人が多いかな
…という気はします。

接客の際に作りたい素材を
聞いてみると、ほとんどの方が
プラチナを選ぶためです。

なぜプラチナを選ぶ人が
多いのかというと実は以下のような
背景があるからなのです。

・皇室ではプラチナが愛用されてる
・日本人の肌の色にはプラチナの
　白金色が馴染みやすいと言われてる
・業界のマーケティング戦略

日本で結婚指輪をする習慣は
昭和初期と言われていますが、
この頃に天皇陛下がプラチナの
結婚指輪を愛用されていました。

そのため、結婚指輪はプラチナ
…という印象が日本で持たれたのが
そもそもの始まりと言われてます。

それ以降、インターネットや
販売店ではゴールドの金色よりも
白金色の方が日本人に肌馴染みする
と言われるようになりました。

更には宝石言葉のように
貴金属にも意味が持たれて
プラチナはその色味と硬さから
”強い絆”や”永遠”という石言葉が付与。

結婚指輪のイメージにピッタリな
素材というマーケティング戦略で
一気にジュエリーと言えばプラチナ
という印象が強まったのです。

なので結婚指輪に関して
お店によっては素材の推しが
あるかとは思いますが基本的に
購入者の自由ではあります。

もちろん希望がなければ
特徴やオススメはありますがね。

過去には純金や純プラチナなど
高純度な素材で作られた方も
いらっしゃいました。

色んな意見はあるでしょうが
結婚指輪はカップルさんにとって
とても重要なアイテムです。

惑わされず納得いくものを
選んで欲しいとは思いますね。

ちなみに海外でも結婚指輪は
白金色が人気なのですが、素材は
プラチナよりホワイトゴールドが
選ばれる傾向にあります。

これはプラチナに対する印象が
海外：工業製品、日本：ジュエリーと
乖離しているのが原因です。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(6/16)の貴金属価格】
　ゴールド：9,761円/g（+78）
　プラチナ：5,000円/g（+35）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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