マスク生活も落ち着き金価格も落ち着くのか？！

2437 Gold

3年ほど前から世界中に
猛威を振るった新型コロナウイルス。

マスクの着用がほぼ義務化、
日本に限らず世界経済に影響し、
ワクチンが出てから落ち着いたものの
それも過去の出来事となりました。

いよいよ先週からこの
新型コロナウイルスも
2類から5類に移行したことで
インフルエンザと同じ扱いに。

マスク着用の張り紙も無くし
スタッフへの着用も今のとこは
各自の判断にしております。

昼食などで外食しても
アクリル板を残したお店も
ほとんどありません。

ようやく元の生活に
戻ったのかなぁ…なんて
感じた次第ですね。

ここへ来るのに3年も
時間を要した理由としては
ウイルスの進化のせいかな
…なんて気もします。

というのもアルファ株に
デルタ株やオミクロン株など
落ち着いたと思いきや新しく
変異株が誕生したため、なかなか
状況はよくなりませんでした。

ワクチンが開発されるも
変異株に合わせて、新たに
改良しないといけないですし
それがなければ5類対応も
もう少し早まったと感じた次第。

とはいえオミクロン株以降は
変異株がないので、それ以上に
強い感染力や症状を引き起こすものが
出なかったのは不幸中の幸い。

ドンドン新しい変異株が
出現し続けていたひょっとして
まだ緊急事態宣言やまん防に
なっていたかもしれません。
（まん防という言葉も懐かしいですね）

そんな新型コロナウイルスで
ビジネスはこの数年で一気に
オンライン化が進みました。

そういった意味では
今回の新型コロナウイルスも
前向きにとれたかもしれません。

ただ、あくまでも現時点で
新たな変異株がないってだけで
今後今までよりも強いウイルスが
誕生してしまった場合には
また5類対応となるのかな…。

コロナは落ち着けど…

新型コロナウイルスは
いよいよ収拾してきましたが
アフターコロナといいますか
経済的にどうなったのかというと
微妙なところではあります。

インフレは依然進んでおり
それに伴い人件費など様々な物に
掛かるお金が上がり続けてます。

私が普段扱っている
金（ゴールド）だって、その
影響を受けており、まだまだ
高値が続いている状況です。

昨年は追い打ちをかけるように
ロシア・ウクライナ情勢が起き、
様々な商品に対して、供給制約が
掛かってしまいました。

結局のところ、インフレは
世界各地でモノ不足が連鎖で起きた
結果ということでもあります。

なかなかそのインフレが
収まっていないのも世界各国の
関係性の縺れによる影響
…ということでもあります。

コロナ禍が起こる前から
米中関係はあまり良くなかったため
世界経済に何かしらの影響を
もたらす可能性は秘めてました。

それがコロナ禍になってから、
音沙汰なしではあったものの
経済が動き出してからはそのリスクが
また再開したということでもあります。

しかも今は米中以外の国でも
様々なところで地政学リスクが
起こりつつある状況ですし。

そんなインフレといえば
アメリカによる金利政策。

インフレが落ち着くまでは
金利を上げ続けると宣言し、
今月も0.25%UPを決めたので
現時点での政策金利は5.25%。

市場予想でのMAX値に
近づいたので6月以降は維持、
もしくは下げるのではないか
…とも言われています。

で、この金利ですが
私のお客様ではこれから
前向きに思われてる方もいます。

というのも利上げが落ち着くと
金利差が落ち着き、ドル円為替が
円高に動く可能性があるから
…と読んでいるため。

通常、金利が高い方が
お得なので同じ通貨であっても
円かドルかというと断然
ドルの方が有利であります。

そのため、日銀が金利を
据え置きにすると発表する度
大きく円安に動いたワケですが
それが無くなると円高になるのでは
…ということです。

円高ということは輸入品が
安く仕入れることができるので
インフレも落ち着く可能性がある
と予想されているワケです。

そうなるとゴールドも
価格が下がる可能性がある。

そのお客様はインフレ収束もですが
円建てでのゴールドの買い時を
狙っている方でもあったのでした（笑）

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(5/10)の貴金属価格】
　ゴールド：9,794円/g（+72）
　プラチナ：5,372円/g（+146）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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