素材価値より大きく下がった額面価値の思わぬメリット

投稿日:

3178 Gold

 

ここ最近は記念金貨の
お買い取りをよく受けます。

オリンピック記念メダル、
キャラクターとコラボ物など
この数か月で様々な金貨を
目にしてきました。

なのですが、当店では
金貨の中でも額面がある物は
お買取りできない物。

 

当店のお買い取りは
全てリサイクル用として
溶かして再利用されるシステム。

となると額面が施された
金貨というのは貨幣扱いであり
傷付けてはいけない法律の下、
当店では引き取りません。

 

ちなみにこうした額面付きの
メダルですが、そもそもなぜ
額面があるのか?
…と聞かれることがあります。

額面があるメダルというのは
造幣局が製造したものですが
これはつまり最低でも額面分の
保証があるということ。

 

造幣局が製造して記念金貨は、
1万円、5万円、10万円など、
様々な額面があります。

これらの額面は、
金貨を貨幣として流通させる際の
価値を示したものです。

そもそもこの記念金貨は
日本の金融機関が両替方式で
公布した補助貨幣として
発行された背景があります。

 

その補助貨幣として
最も有名な金貨というのは
天皇陛下御在位六十年記念
十万円金貨。

現在では補助貨幣であった
背景も薄れているものの
何かの記念において製造、
発売されています。

とはいえ今は金価格高騰で
材料価格との乖離が大きく
金融機関等で額面で交換する人は
まずいないでしょうね。

 

 

額面付きの金貨のメリット

先日ご来店されたお客様は
とある理由でインゴットよりも
金貨を買い貯めてる方。

その理由というのは
インゴットには額面がないけど
金貨であれば額面があるから。

そういった理由で金貨ばかり
購入されていました。

 

金価格が高騰している現在、
手数料では金貨よりもインゴットが
有利な状況ではあります。

それでも額面があるという理由で
金貨を買い貯めているのです。

ではなぜ額面がある方を
選んでいるのかというとまさに
冒頭でお伝えした通り
額面の金額でお金に換金できるため。

 

現在は金価格上昇によって
額面との乖離が起こってます。

なので、素材価値に
分がある状況ではありますが
もしも万が一にでもその
素材価値が暴落したら…

そのリスクヘッジとして
額面がある金貨を貴金属資産として
購入しているのでした。

 

冒頭でお伝えしたような
造幣局が発行している記念金貨は
日本円が刻印されてます。

当店で扱っている地金型金貨
ウィーン金貨ハーモニーと
メイプルリーフ金貨にも
実は額面があります。

ただ、この2つの金貨は
日本で作られた物でないため
それぞれの国の通貨刻印。

 

メイプルリーフ金貨と
ウィーン金貨ハーモニー1ozの
写真をご覧いただければ
額面が分かるかと思います。

メイプルリーフ金貨は”50 DOLLARS”
ウィーン金貨ハーモニーは”100 EURO”
という刻印が施されています。

 

この額面分の価値が最低でも
保証されているということ。

50 DOLLARSは約7,300円
100 EUROは約16,200円と
最近の為替でこれぐらいの価値。

金相場とはかなりの乖離で、
額面がお得なる程の暴落といのは
まず無いと思いますが、面白い
着眼点ではありますね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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 ゴールド:16,858円/g(+251)
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