2676 Gold
先日田中貴金属から
こんなお知らせが。
”メタロー社のインゴットは
今年から買取価格が変わります。
これまでより若干上がります。”
とのこと。
このメタロー社のインゴットの
買い取りに関して本ブログでも
何度か取り上げてきました。
昨年まで精製分析コスト発生により
買取価格が若干下がるブランド。
しかし、それが今年からは
撤廃されるというもの。
ということで特約店である
当店でも今年からはメタロー社の
インゴット買取に関して扱いが
変わってきます。
つまり、田中貴金属であったり
三菱マテリアル、UBS等と
同じ買取単価になります。
このメタロー社ですけども
実は田中貴金属工業の子会社。
1852年創業で国際的にも
金取引が多いスイスに拠点を持つ
世界でも大手地金メーカー。
そんなメタロー社でしたが
諸般の事情により昨年までは
買取価格が安かったのでした。
普段よく目にするインゴットは
通常ブランド刻印は1つですが
物によっては2つ刻印されます。
ではその2つが何かというと
精錬業者のメルターズマークと
分析業者のアッセイヤーマーク。
1つしかないインゴットは
精錬と分析を両方やっており
2つあると別々の企業がやってる
ということになります。
メタロー社の刻印は
アッセイヤーマークとして
施されたインゴットにて
見ることがほとんどでした。
特に古いスイス銀行系の
インゴットで良く見るので
買取価格の見直しは持ち主に
とっては良いニュースでしたね。
買い取りできるかどうかの基準
インゴットの買い取りをする中で
こんな質問をされることがあります。
”買い取りができるかどうかの基準、
単価を決める基準ってあるのですか?”
当店は田中貴金属工業特約店なので
田中貴金属と全く同じ基準に則った上で
お買い取りを進めます。
まず大きく分かれる基準としては
・当日値決めができるかどうか
・お預かりにして分析後の買い取り
・買い取りをそもそもできない
これに関しては主に
ブランドと純度が
基準となってきます。
この2つの基準が買い取り店が
定める一定の条件を満たさないと
当日の値決めができないと判断され
お預かり分析後の買い取りか
買い取りできないのです。
基本的にLBMA(ロンドン地金市場協会)や
日本金地金流通協会のものなら
買い取り自体はできるものの
一部では買取価格が下がることも。
これは日本国内市場の流通量や
品位、ブランドの信頼性等を
総合的に判断されるので結局は
買い取る地金商の基準で決まるもの。
そうった事情によりインゴットは
買い取る地金商によっては
価格に相違が出ることもあります。
だからこそインゴットは
流通量が多く長い実績を持つ
メジャーブランドが推奨です。
ブランド刻印、品位刻印が
備わっているのであれば、
買い取りできないということは
よっぽどありません。
逆にこれらの刻印がなかったり
意図的に切断等、加工されたら
買い取るお店はほぼありません。
これはインゴットという商品が
刻印によって品質保証されてるためで
それらの証がないということは
どういったものか分からないため。
普通の地金商で買っておけば
まず売るときに関しても
買い取りできません!
…と断られることはありません。
それだけブランドによって
左右されるのがインゴットなのです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you.
【本日(1/4)の貴金属価格】
ゴールド:10,375円/g(-23)
プラチナ:5,006円/g(-110)
※田中貴金属公表、税込小売り価格<ノイズを消し去るピンキーリング>
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