貴金属価格(店頭現物取引)が同日内で変わる可能性

投稿日:

2302 Gold

 

いよいよ日本もインフレを
危機と感じたようです。

先週日銀によって開催された
金融政策決定会合にて、
金融緩和の修正が決まりました。

このインフレはずっと
一時的なものと思われたけど
予想以上に長期継続。

 

インフレをマジマジと
感じているイチ消費者からすると
今更ですか…とは思いますが
それほどの事態ということ。

10月度の消費者物価指数は
約40年ぶりの高水準であり、
オイルショックを彷彿させるもの。

これだけ数字で出たにも限らず
何もしないともなるとさすがに
政府の責任重大ってやつです。

 

ちなみに総務省のサイトで
消費者物価指数に関しては
公表されています。

【消費者物価指数10月度】

 

アメリカがインフレ対策で
ずっと政策金利の利上げを行い
日本との金利差が拡がりました。

それが今回の利上げによって
金利差も縮小となる見込み。

アメリカは金利を上げ過ぎですが
日本もようやく動き出したので
為替にも影響しそうな感じ。

と、思っていたら政策金利に関する
発表があってからまもなく
マーケットにも動きが出ました。

その影響としてあったのが
まさにドル円為替の円高。

 

発表された当日の為替は
1ドル137円台だったのですが、
それが133円台まで円高となる状況。

金利上昇の話があってから
一気に円が買われた結果として
そのような動きとなりました。

 

そして、一気に動いた
為替によって金相場にも
値段に影響がでました。

グラム当たり200円ほど
円建て相場が落ちてしまって
10月初旬頃の値段にまで
下がる結果となりました。

 

 

値段が突然変わる可能性

と、急にそのような円高に
動いたのですが、それによって
円建て金相場にも影響がありました。

金相場のベースは海外の
ドル建て金相場であるため
円高が起こると当然のこと。

そのため、円建て金相場も
大きく落とすことになったのです。

 

金先物では価格が毎秒
更新されるので当然落ちたのですが
現物でも珍しいことが起きたのです。

というのも現物価格は基本的に
朝9:30に公表されると終日適用ですが
その円高によって午後から
値段が急遽変わったのです。

 

お客様からたまにこのような
質問をいただくことがあります。

”貴金属の取引価格は
終日一緒ですか?”

 

先ほどのように基本的には
終日同じ価格ではあるのですが
海外相場や為替に大きな変動があると、
価格が急遽変更することがあります。

もちろん価格の変更があると
その変更後の価格が適用されます。

なので、可能性としては
来店する時間によって小売価格や
買取価格が変わることもあるのです。

 

先日20日(火)、突然金融政策が
発表されて大きく円高に動きました。

これによって現物の金小売価格も
以下のように変更となったのです。

9:30時点:8,718円/g
14:00時点:8,520円/g
※田中貴金属好評税込小売価格

 

ただ、このような同日内での
価格変更ですが、そう頻繁に
起こるものではありません。

前回起きたのは数年前のことで
そうやたらと海外相場や為替が
大きく動くことはありません。

 

今回は運良く値段が落ちる前に
インゴットを売却した方もいれば
そうでない方もいらっしゃいました。

急なことではあるので
値段が急遽変わったとしても
運の問題ということで…。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(12/26)の貴金属価格】
 ゴールド:8,509円/g(-7)
 プラチナ:4,841円/g(-100)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<金運メッセージ付きゴールド開運純金名刺>

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