3495 Gold
先日、お客様がお持ちに
なったのは、ズッシリとした
重みを放つ1000gの純金バー。
1000gといえば優に2,500万円を
超える非常に大きな資産。
お持ち込みいただいた際、
お客様は少し不安そうな表情で
こうお尋ねになりました。
”昔購入した海外ブランドですが、
買い取ってもらえますか?”と。
お客様が不安に思われたのには
明確な理由がありました。
当店は田中貴金属の特約店として
日々の地金売買を行っておりますが
今年から、田中貴金属系列では
海外ブランド地金の買取制限が
以前よりもずっと厳しく強化。
これは、世界的なマネロン対策や、
精巧な偽造品の流入を防ぐための
業界全体の重要な自衛措置。
ただ、この規制強化によって
昔買った海外製のインゴットが、
日本で売れないかもしれない…
というお悩みを抱える方が増えています。
今回お持ち込みいただいた
インゴットの表面にはUBSの刻印。
確かに、厳格化された新しい基準に
照らし合わせると、このUBSは原則として
お買い取りをお断りするケース。
しかし、アッセイヤーズマークが
UBSとは別に刻印されており、
それを確認したところ買取OKな
ブランドではありました。
そのアッセイヤーズマークは
メタロー社(Metalor)のもの。
メタロー社といえば、スイスに
本拠地を置く世界トップクラスの
歴史と信頼を持つ精錬業者。
ということで無事に1000gの
純金バーを来店時の相場価格で
お買い取りさせていただきました。
犯罪から黄金の価値を守る巨大な防波堤
昔買った金が、今はすんなり
売れないかもしれない…。
お客様にとって、こうした
ルールの厳格化は不便であり、
ネガティブなニュースにも
聞こえるかと思います。
これは買い取るお店としても
非常に心苦しい側面があります。
そもそも、密輸やマネーロンダリング、
あるいは精巧な偽造品の持ち込みといった
犯罪さえなければ、善良なお客様に
これほどの厳しいルール変更など、
一切必要なかったハズですから。
金(ゴールド)は世界中の
どこでも通用し、匿名性が高く、
圧倒的な価値を持つ現物資産です。
しかし、その強すぎるメリットゆえに
いつの時代も国境を越えた犯罪組織や
不正な資金移動の対象にされてしまう
そんな悲しい側面も持っています。
もし、貴金属業界がこうした
不正を野放しにし、売買取引において
甘い姿勢をとり続ければどうなるでしょう?
日本の金市場はあっという間に
ブラックな資金の温床となり、
国際的な信用を失うリスクを負います。
その結果として、皆様が大切に
保有している純金の価値そのもの自体に
傷がつき、将来的に正当な価格で
売買できなくなるリスクすら
生じる可能性も否めません。
つまり、買取制限というのは
決して困らせるためのものではなく、
むしろ、市場から偽物や汚れた資金を排除し、
クリーンな価値を徹底的に守り抜くための、
防波堤的な取り組みなのです。
厳しいルールは、裏を返せば
絶対的な信用の証でもあります。
地金商は基本的に買い取ったら
溶解して、また違う金製品へ
作り直して地金商品を販売します。
ということは店頭での審査が
厳格であるほど、そこを通過した商品は
完全にクリーンで安全な資産とも
言える証明になります。
ルールの厳格化は、
時代が求める必然の自衛措置。
だからこそ、私たちはこれからも
確かな目利きと知識でブランドを見極め、
クリーンな市場を構築しないと
いけないのです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you.
【本日(4/1)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:26,645円/g(+913)
プラチナ:11,319円/g(+436)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
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