メタロー社製の金地金の買取価格が安くなる理由

1992 Gold

20年ほど前に銀行で
購入されたという金地金を
お客様がお持ちになりました。

サイズは500gであり
ブランドはスイスバンク。

今でこそ銀行で金地金を
販売しているとこは皆無ですが
昔は普通に買えたようです。

今回は売却ということで
お持ちになられたのですが
スイスバンクはとあるマークが
刻印されることがあります。

そのマークというのが
メタロー社製の刻印。

このメタロー社製の金地金や
アッセイヤーズマークがあると
買取価格が下がってしまいます。

スイスバンク（SBC）や
UBS社製の金地金はたまに
このメタロー社製の刻印が
入っていることがあります。

かつて金地金の販売量が多く
SBCやUBS社の生産が
追い付かなかったときに
代わりに精錬されたもの。

ただ、そのメタロー社製で
一部の金地金において純度が
フォーナインに満たないものが
出回ったことがありました。

そういった経緯もあって
買取価格が若干安くなってます。

まさに今回お持ちになった
金地金もそちらに該当する
物だったワケです。

ちなみにメタロー社の
刻印がある金地金であっても
極稀に田中貴金属が再販したのもあり
特殊なマークが入ります。

その場合は田中貴金属製として
買取値段が下がらないので、
何にせよまずは専門店で
見てもらうことが大事ですね。

精製分析対象かどうか？！

で、なぜメタロー社製だと
買取価格が安くなるかというと
精製分析のコストが掛かるため。

メタロー社製の全ての金地金が
純度不足かというとそうでもなく
中には刻印通りの物もあるでしょう。

ただ、一度そんな事態があると
ブランドとしての信頼性を失い
同じようなことになる可能性もあり
仕様に満たされた純度なのかを
精製分析する必要があります。

そういった金地金の場合は
以前まで一度お預かりして
精製分析してからお買い取りを
行ってきました。

とはいえこの精製分析も
時間もコストも必要となるワケで
お客様に迷惑が掛かります。

そこで流通量が多かった
メタロー社製の金地金に関しては
当日買取可能となる代わりとして
精製分析代の価格分安く買い取る
…そんな流れとなりました。

ちなみに今回のケースでは
メタロー社製の金地金でしたが
ブランドによっては事前の
精製分析が必要で当日買取できない
ブランドもあります。

ほとんどが当日買取できますが
中には不可能なブランドもあるので
ご注意くださいませ。

ちなみに当日買取可能なブランドは
以下のサイトに記載されてます。

世界的に通用する金は
モノ自体に価値があるだけに
品質面はかなり厳しく
管理されております。

純度が足りていないと
買取価格が下がるだけでなく
刻印と違う品質であることから
製造元の信用と信頼に関わります。

インゴットのブランド選びは
そんなリスクに陥らないためにも
品質やブランドの信用・信頼性で
チョイスした方がオススメです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(2/18)の貴金属価格】
　ゴールド：7,761円/g（+94）
　プラチナ：4,514円/g（+130）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

【今日の金運メッセージ】
テンション高く龍のごとく舞い上がるタマシヒの中、
何をオモイ何を考え振り返ることもなく螺旋のように舞い上がる。

本日の感情体神様はカンヤマトイワレヒコ。
前向き、後ろ向きの自分理解でお金の集まり方がかわります。

＜金運メッセージ付きゴールド開運純金名刺＞

【今週の逸品】
2020年に発行された限定1000枚のユニコーンコイン1/20ozのペンダント。
小ぶりなサイズ感なのでいやらしさ・いかつさがないので、細身のチェーンにもお使いできます。

素材：K24（コイン）、K18（枠、バチカン）
詳細：https://nakaoka.official.ec/items/58200121

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