勘違いすると大変な目に合う純度と果汁

2197 Gold

毎朝栄養ドリンクを
飲むのが日課なのですが、
これ、そんなに栄養あるのか？
…なんて思うことがあります。

栄養ドリンクといっても
レッドブルやモンスターでなく
鉄分やビタミンCなどといった
栄養素が書かれたものです。

よくある例としたら
”これ1本で1日分の鉄分”
みたいな言葉が書かれている
アレのことですよ。

私が良く飲んでいるのは
鉄分とカルシウムなのですが
美味しいだけで本当にこれ
栄養あるのかな…と感じる次第。

飲みやすいように添加物が
いっぱい入れてんじゃねぇのか？
と、つい怪しんでしまうんですよね。

とはいえ成分を見ても
サッパリなのでそんな疑問を
感じても結局のところ飲みますが（笑）

と、そんな飲み物に関して
この前、果汁の割合をあたかも
100%に思わせるような商品が
景品表示法違反としてニュースで
報道されていました。

その飲み物の商品名は
”トロピカーナ100％まるごと
果実感メロンテイスト”
とあったのでもうこれは
誰が見ても果汁100%に思えます。

ただ、実際には100%でなく
たったの2%ほどしかなくて、
98%は違う成分だったのです。

製造元としては”テイスト”が
付いており大丈夫と思ったようですが
ちょっと厳しいかとは感じました。

商品名で売上量も変わるので
結構ギリギリだと思ったところを
攻めたのでしょうがそれが仇と
なってしまったのでしょう。

％という数字で示す以上、
なかなかそれを証明できないと
言い訳は厳しいところ。

理論的に説明するには
絶大な説得力を誇る数値も
誤って使ってしまうと今回みたいに
跳ね返ってくるってことですね。

純度を正しく伝えないと…

こういう割合に関することは
飲み物だけでなく金の世界では
とても重要視されてます。

もし、今回の果汁の件が
金製品であった場合で考えると
純度100%と2%では全く
価値が変わることになります。

特に金（ゴールド）の場合
単価が高いものであるため、
純度が低いほど金額的価値も
かなり落ちてしまいます。

そのため、ルールとして
金やプラチナを使った貴金属品は
純度の刻印を打つようになってます。

日本はこういうルールに厳格で
貴金属業界で決めた規則に則り
商品提供してきたので、あまり
純度に関する偽造はありません。

ただ、ここ数年は純度刻印も
100%安心できるのかというと
そうでもなくなっています。

というのも貴金属品に
施された刻印というのは
技術的には誰でも可能なため。

そして、ネットの普及により
偽物や低品質品が日本国内にも
流れ出しているため。

現在はネットで物を買うことは
必要不可欠で生活必需品に限らず
様々なものがパソコンやスマホで
簡単に入手できる時代です。

それに伴って、交通インフラが整備、
物流も充実してきたこともあって
海外商品も入りやすくなりました。

こういう情勢になったのもあり
国内には元からある高品質品と
そうでないものが入り乱れている
環境になってきているのです。

ではそういう事態な中で
そういった刻印情報などに
騙されずに購入するかというと
買うお店による…ということ。

完全に日本で製造されており
製造した会社も信頼できるところで
そこから直接仕入れているような
安心できるお店選びが金を買う上で
大事なことになるワケです。

ではネットで販売されてるものは
全て品質が悪いのかというと
そういうワケではありません。

ま、そこがタチの悪いとこですが
ネット上で良し悪しを見極めるには
経験があったとしても厳しい面があります。

であれば、そういったリスクを
少しでも減らすために高額品は
安心できるお店で買った方が無難
…ってことですね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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