例年に漏れず現金・預金資産の割合が高い日本

投稿日:

2857 Gold

 

個人が保有する金融資産が
3月末で前年比+7.1%増となり
過去最高を更新とのこと。

これは日銀の資金循環統計という
レポートにより公表された情報で
株や投資信託によるものが増えたことが
一因になっているようです。

 

今年から新NISAが始まり
非課税枠の拡充など投資するに当たり
環境が充実してきております。

ただ、まだ今年の話なので
1月に初めて3月末までに
そう簡単に利益になるワケでなく、
今回の数値が全て新NISAの恩恵とは
言い難いところではあります。

ただ、確実に言えることは
それだけ金融資産に向き合う人が
増えているってことです。

 

ちなみにいつもセミナーで
お伝えしていることですけども
日本というのは現金好きな国。

以下のレポートを見れば
分かるとは思いますが海外に比べると
現金の資産割合の高さが異常に
高いのが日本の特徴。

こちらのデータは昨年のもので
今年のデータも来月ぐらいには
公表されるかと思います。

とはいえ現金・預金の割合は
そう大きく変わってないのが印象。

 

ちなみに預金取扱機関の金融資産も
海外に比べると日本は現金・預金の
ウェイトが高めではありました。

預金取扱期間も家計でも
海外に比べると同じような結果なので
これはもう日本のお国柄といった
感じなのでしょうね。

 

 

理想の資産運用とは

それぞれ考え方が違うので
資産分散と言ってもどれをどれだけ
持っておけばいいのかというのは
正直正解というのはありません。

ただ、ひとつ言えるのは
偏った資産運用というのは
リスクがありますよ!
…ということ。

 

先ほどの画像を見れば
分かる通り日本の場合には
現金・預金の割合というのが
明らかに高いのです。

現金・預金というのは
確かに資産としてみれば
元本割れが起きないので
ある意味で安全資産です。

ただ、メリットばかりでなく
増えにくい資産であるため
目減りする可能性がある
…というデメリットがあります。

 

私が幼い頃というのは
現在に比べると預金の金利も
かなり良いものでした。

たとえばバブルの頃は
普通預金の金利で平均約2%あり
定期預金に関しては5%以上と
今では考えられない金利が
設定されていました。

しかし、今となっては
そんな面影も無いワケでして
1%どころか0.1%にすら届かない
金融機関ばかりではあります。

 

バブルの頃の金利ならば
今のような現金・預金のウェイトでも
全然良かったとは思います。

ただ、金利が大きく変わった今
当時のままの資産運用となっては
ロクに増えないってことです。

日本は物価が上がってますが
海外に比べると全然マシな方なので
まだ現金・預金の割合が高くても
やっていけるかもしれません。

 

ただ、これからもっと
物価が上がりインフレが起こると
現金だけでは太刀打ちできない
そんな状況となってしまいます。

これは今に分かったことでなく
10年以上前から言われてることで
それを防ぐには今に見合った
資産運用を行う必要があります。

本ブログではゴールドの啓蒙を
行ってはいるもののまずは
アメリカやユーロ圏内のような
資産への切り替えを推奨します。

 

幸いなことに今年は
新NISAなど投資のしやすい
環境も揃っています。

自己責任ではあるので
しっかりと勉強し、調べないと
痛い目に遭うかもしれません。

投資には目を向けておかないと
更なるインフレによって
もっと痛い目に遭う可能性も
あるんですから。

 

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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