お金は紙くずになる?人の手で作れない資産の重要性

投稿日:

3028 Gold

 

先日、大起証券主催の
マーケット・トレンドDX
スピンオフセミナーin広島に
参加してきました。

講師はBruceこと池水氏、
大人気エコノミストの
エミン・ユルマズ氏。

 

今後の世界経済と
注目の投資テーマと題して
エミン氏によるお話。

そして、金相場の見通しを
池水氏が話した後に2人が
「新しい時代のポートフォリオ」
というテーマを対談形式でお話。

3時間ほどのセミナーであり、
既知の内容もありましたが
大変面白い内容でした。

 

総じていうと2人とも
ゴールド推しではあるが
アプローチの仕方がそれぞれ
異なる角度だったので面白かった。

エミン氏は世界経済や
株などの市場を多角的に見て
”お金なんて紙くずになる”
という持論を展開。

池水氏は過去の歴史視点、
そして昨今の金市場の動き、
基軸通貨であるドルやアメリカを
取り巻く動きからのお話。

 

そのため、2人の中で
重複する話もあったのだが
総じてゴールド推しだった
というワケです。

最後は2人の資産の
ポートフォリオも開示されましたが
やはり推しているだけあって
ゴールドも入っていました。

 

この数年で金価格は
最高値更新といった状態が続き
なかなか買うタイミングも難しいけど
今後のことを思うとやはり
ポートフォリオとしては必要
…なんて話もありました。

現物で買えないとしても
純金積立でも有効だろうし、
小さいサイズの商品もある。

とにかく無いよりかは
あった方がパフォーマンスとしては
良い資産であるということで
ゴールドの良さが語られたセミナー。

 

ラジオNIKKEIの
マーケット・トレンドDXで
話されている内容もありました。

しかし、改めて分かりやすく
勉強になったセミナーでしたね。

 

 

アメリカの債務問題

日本の債務問題は年々
言われていることですが
経済大国アメリカに関しても
債務は増え続けています。

それもこの数年は
一気に加速度的に。

債務上限問題なんて
ニュース記事が毎年始めに
出てきていますがまさに
これに該当するもの。

 

債務が増えたことで通常は
国債を発行した対処しますが
アメリカではこの国債の
発行量が法律で決まってます。

毎年、この発行量をどうするかで
最終的に上限引き上げにはなれど
ひと悶着起こってます。

そして、債務が増えるのは
負債の増加にもリンクするワケで
”おいおいアメリカ大丈夫か?”
という状況でもあるのです。

 

アメリカがもし破綻すると
基軸通貨であるドルに関しても
崩壊する可能性があります。

そして、破綻することなく
債務上限が引き上げられたとしても
これだけ債務が多いとなると
国としての信用も無くします。

結果として、このまま
債務が増えて毎年のように
上限問題にぶち当たったとしても
何もいいことはないのです。

 

一番ベストなのはアメリカの
債務を減らせるようになること。

これまで減ったことはなく
増える一方な状況ではありますが
トランプ大統領が就任して
どうなるかは見物ではあります。

 

おそらくは上限引き上げで
終わるとは思うのですが、
アメリカへの信用が落ちると
どうしても安全資産への
動きが強まるものではあります。

デフォルトになることは
まずないとしてしてもアメリカへの
不信によって瞬間的ではあれど
ゴールドへの流れもあるのでは?
…といった可能性も否めませんね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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