PayPayなど身近なサービスを使った詐欺が横行中

3219 Gold

PayPayを謳った詐欺が
横行しているようです。

私のメールにも
PayPayからの請求メールが
何度も届いていたのですが
怪しいと思いスルー。

そもそもPayPayカードなんて
作ってないですし、確かに
PayPayは使ってますが
登録しているメールとは
違うメールに届いていたもの。

なので、これはあり得ない！
という状況を把握できていたので
件名だけでスルーしてました。

ただ、こうした詐欺が
流行っているとニュースで
報道されていたので念のため、
メールの中身をチェック。

すると本物のPayPayさながらの
フォーマットや色使いでして、
パット見では分かりませんでした。

メールの最後に記載された
会社の住所を検索してみると
本物のPayPayの会社所在地。

ネットキャッシングの
告知もありましたが、まぁ
そうした広告はあったとしても
おかしくないとは思いました。

とはいえ、よーく見ると
もちろん粗はありました。

送付主のメールを見ると
PayPayなんて言葉は全くなく
支払口座も口座番号など記載なく
”PayPay”と書かれていただけ。

変な日本語が無かったので
文面的には気付きにくいけども
何万人も送ったら数人ぐらいは
騙されるのではと思いましたね。

そもそもPayPay自体を
使っていなければこうした詐欺に
引っ掛かかりはしないでしょう。

ただ、QRコード決済の
礎を築いてきたPayPayなので
高齢者の使用者もいるのでしょう。

ITリテラシーの低い方は
もしかしたら、こうしたことに
引っ掛かる可能性もあるワケで
紛らわしいメールは本当に迷惑ですね。

なぜ高齢者が狙われる？

こうした詐欺において高齢者が
ターゲットにされやすいのは
明確な理由があります。

ひとつは新しい技術や仕組みに
対する理解が不十分であること。

どんどん新しいサービスを
利用した詐欺が出てきており、
切り口も増えてきているので
理解が追い付きにくくあります。

そして、もうひつとは
高齢者であるほどまとまった資産を
保有している可能性が高い
…ということ。

金相場が上がっていることもあり
高額な資産を巻き上げやすい、
更に匿名性が高いのもあって
ゴールドが悪用されているのです。

この件については、先日
TSSテレビの取材を受けたので、
こちらにリンクを貼っておきます。。

お金となると金融機関から
引き出す際に目的確認などを
しつこくされるようになったため
違う形の商品が対象に…。

その商品として悪い事に
白羽の矢が立ってしまったのが
ゴールドなのです。

資産用のインゴットや金貨、
お店によっては銀行からの振込で
購入でき、商品の受け取りも
郵送といったところもあります。

銀行によっては窓口などで
誰とも顔を合わせることなくとも
購入することができます。

もしかしたら犯人が律儀に
銀行員を納得させるような言葉を
準備しているかもしれません。

こうした詐欺から身を守るためにも
金投資の知識が不可欠ではありますが
まず重要なのは信頼できる貴金属店。

もちろん警察への相談でもいいけど
そもそも怪しんでない時点で最初から
警察へ行くことは無いでしょう。

なので、貴金属店でスタッフと
購入する理由などを話してみること。

特殊詐欺のケースでいけば
電話で金購入を指示されることは
絶対に ありません。

また、 購入したゴールドを第三者に
渡すよう指示されることもないワケで
そうした話を貴金属店に話していただければ
そこで詐欺を防ぐことにも繋がります。

詐欺メールやオレオレ詐欺が
横行する時代だからこそ、
騙されない知識武装が必要です。

ただ、それも一から学ぶのも
大変だと思うので何かあったら
貴金属店へ駆け込むのがベスト。

餅は餅屋へ相談しましょう！
ということです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(7/1)の貴金属価格（9:30価格）】
　ゴールド：16,905円/g（+117）
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