新車よりも中古車需要が高まってる理由

1937 Gold

かねてからの半導体不足で
自動車やIT機器の製造に
支障が出ているわけですが
なかなか改善に向かってない様子。

そんなこともあって
自動車業界では新車が売れず
中古車需要が高まってるようです。

うちの親戚も先日新車を求め
何社か回ったようですがどこも
納車まで約半年掛かるようで
人気車種だと1年のところも…

ちなみに新車の販売台数を
数値で表すと10月度は前年比
マイナス30％だそうです。

中古車業界では人気車種の
最新モデルも流通してるようで
それも後押ししている様子。

中古車であればオークションで
販売されていればすぐ買えるので
何ヶ月も待つ新車よりかは
いいかもしれませんね。

車種やカラーなど
希望の自動車に出会える
タイミングはありますが…

ちなみに半導体不足は
コロナ禍による巣篭もり需要で
できた問題ではありますが
生産性の減少も要因。

その半導体の生産性は
米中の貿易摩擦に要因があり
関税により需要が当初は減少。

ただでさえ生産が落ちたとこに
コロナ禍による巣篭もり需要が高まり
一気に需要バランスが崩れて
現在に至っている状況なのです。

巣篭もりによりパソコンや
ゲーム機器などのIT機器に
回されている半導体。

そのため、自動車業界へ
半導体が回ってこないがために
新車の製造が遅れている状況。

来年2022年の半ばには
半導体不足が解消する見込み
と言われてます。

一度需要が中古車に向いた以上、
なかなかそこから新車へ戻るのは
難しいかもしれませんね。

よっぽど魅力的な自動車が
新しく販売されない限りは…

プラチナ価格はどうなるか？！

そんな自動車となると
切っても離せないのが
白金族貴金属プラチナのお話。

プラチナはパラジウムと併せ
自動車の排ガス浄化媒体として
必要とされる資源。

世界需要ではジュエリーや
資産用よりも自動車などの
工業製品に多く使われる存在。

このプラチナは稀少価値としては
金（ゴールド）よりも高いので
本来は相場も上回るハズですが、
ここ数年は逆の現象が続いてます。

下がり始めた頃は安い！
と思いコインやバーを何枚か
購入したものの更に下がり価格が
戻らずそのまま放置してます（笑）

そんなプラチナですが
来年はどうなるんかね？
…という話をいただきます。

金（ゴールド）よりも
工業需要が高いプラチナは
経済状況や自動車技術に
左右されやすい資源。

そのため、価格だけでなく
そこに付随する最新情報がないか
併せてのお話ってことです。

なかなか自動車業界の話は
すぐに変わってしまうので
難しいところではありますが
脱炭素ブームは無視できない話。

2030年にガソリン車の
新車販売を無くすという宣言を
している国が出ている状況。

排ガス浄化媒体に使われる
自動車が減ることになると
プラチナは下がる傾向になるけど
ひょっとしたら水素社会により
必要となる可能性もあります。

どう転ぶかの需要によりますが
もうひとつ気になるのは
プラチナの主な産出国である
南アフリカからの供給状況。

デルタ株にオミクロン株に
新型コロナウイルスの変異株が
発症している地域であり、
鉱山への影響も出てます。

それが供給量減少の
一因となっているのですが
そのあたりの需給バランスが
来年の価格動向のポイントかと。

とはいえオミクロン株により
経済がストップしてる地域もあり
結局はオミクロン次第に
なっちゃうんですよね。

現時点での話ですが
需要よりも供給不足が上回り
若干プラチナは強くなるかな
…といったところでしょうか。

私も持っているプラチナを
売りたいので、早く価格が
上がって来て欲しいところです。

やっぱりプラチナは金より
投機要素が高く心臓に悪いです（笑）

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(12/25)の貴金属価格】
　ゴールド：7,351円/g（-12）
　プラチナ：4,039円/g（+33）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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