物もない伝票もないとなると、もはやお手上げ

投稿日:

2990 Gold

 

金価格が上がってくると
売却の相談も多いのですが
このような電話がありました。

”亡くなった妻が20年前に
金を買ったみたいなんですけど
おたくで調べてもらえませんか?”

なのですが20年前となると
当時の取引履歴は残っておらず
調べようがなくお断りすることに。

 

で、その後にこちらから
”ちなみにその金というのは
お手元にあるのでしょうか?”
と質問したところ…

”手元にはないんですよ。
買ったみたいだから色んなお店で
聞いて回ってるんです”
ということでした。

 

電子データで記録してあれば
取引履歴が残っている会社が
あるかもしれません。

ただ、20年前なので
そうだとしても資本力のある
大手ぐらいではないかと。

 

それに手元に物がないので
正直本当に購入したのかどうかも
分からないそんな状況。

当店はお役に立てなかったので
お断りして電話を切りました。

まだ物が手元にあったなら
何とかなったかもしれませんが
そうでもないとなると難しいところ。

 

しかも当の本人ではない
記憶だけが頼りとあっては
なかなか難しいですね。

物だけでなく伝票も
無かったということで
何も手元にないとなれば
なおさら厳しいですね。

 

金は発行機関がないので
そういう状況になると
困る商品ではあります。

管理するのはお店と
お客様のみであるため、
お店の履歴が無いとなると
どうにもなりませんので。

 

証券会社経由であれば
取引履歴も残ってるでしょうが
現物取引となると今回のように
履歴が無くなることはありえること。

今回はインゴットでしたが
普通に買い物するのにいちいち
履歴を取っているお店も
ないかとは思います。

 

クレジットやQR決済など
今ではデジタル化も進んでますが
現金決済である商品となると
なおさらそうかもしれません。

匿名性が高いということは
一見メリットにも見えますが
売買した本人だけが抱えている状況だと
今回のようなデメリットにもなります。

配属者や子供など
家族に情報共有できていれば
良かったということです。

 

とはいえ遠方地であったり
疎遠で身内と連絡が取れてない
そういったケースもあります。

だからこそ購入時だけでなく
売却時の伝票に関しても大事に
保管した方が良いかと思います。

 

今回のお電話ではそもそも
購入時の伝票も無かったので
何とも言えないところでした。

ただ、最悪なケースは
購入時の伝票はあったけども
物と売却時の伝票が無い場合。

こうなっては事情を知らないと
まだ家にあるかもと無い物を探す
なんてことにも繋がります。

 

そもそも物も無くて
購入伝票も無かったら
金自体に手を出してないという
結論に通常繋がるとは思います。

ただ、何度か金取引をして
身内に話しているような場合は
”もしかして金があるかも”と
勘違いするケースもあります。

何にせよ匿名性が高いからこそ
あまり一人で抱え込まずに最低でも
伝票は残しておいた方があとあと
良いのではないかと思った次第です。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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