北朝鮮ミサイルも範囲が広がると有事リスクに…

投稿日:

2361 Gold

 

ここ最近、活発化している
北朝鮮による弾道ミサイル発射。

先週18日には大陸間弾道ミサイル、
そして、すぐの2日後20日には
短距離弾道ミサイルを発射。

短期間でこれだけの発射は
これまでにも無かったことなだけに
日本だけでなく韓国も厳戒態勢。

 

日本海に打つということは
韓国を経由するということなので
さすがの韓国も今回ばかりは
黙っていない状況。

20日のミサイル発射後には
北朝鮮の国家力・資金源低下を
目的にした制裁を実施。

 

日本は相変わらず何もしないのか?
…なんて思ってはいるのですが
韓国が行ったことは対応済み。

なので、アメリカ、日本に
足並みを揃えるカタチで韓国も
制裁を行ったということです。

18日と20日のミサイル発射は
どちらも日本海に対するもので
もし漁船などに影響が出れば
国際問題に発展しかねない問題。

 

特に18日のミサイル落下場所は
排他的経済水域(EEZ)内で
所有権はないもののほど近い場所に
落ちたということになります。

北海道の人のTwitterでは
そのミサイルが落ちる様子が
写真・動画で投稿されてました。

いくらなんでも挑発的過ぎないか
…とは感じたのですが北朝鮮にとって
我関せずでバンバン打ってきてます。

 

18日のミサイル発射後には
米国戦略爆撃機「B1B」が
韓半島上空に展開して韓米空軍の
合同演習を実施しました。

その結果として20日にも
ミサイルが発射されたので
北朝鮮としては報復的な意味も
あっての行動にも見えます。

いい加減、何か他の対策をしないと
どんどん調子に乗ってきそうですが
それでも特に何もしないのでしょうね。

 

 

太平洋に打ち込まれたら…

さて、日本海に打ち込まれた
北朝鮮のミサイルですけども、
これはこれで大変なこと。

ただ、これはちょっとした
リスクだなぁ…と感じたことがあり、
それはこちらの記事↓↓

 

金正恩総書記の妹である
金与正氏が過激とも読み取れる
以下のような発言を行いました。

”太平洋を我々の射撃場に活用する頻度は
アメリカ軍の行動の性格にかかっている”

 

太平洋へのミサイルについて、
昨年10月に東北地方を通過して
落下させた実績があります。

ただ、発言内にあるように
今回はアメリカに対するけん制の意味を
込めたものであるため。

 

18日に発射されたミサイルは
”大陸間弾道”ミサイルというように
長距離射程を想定したもの。

政府の調べによると今回のミサイルは
1万4千キロという射程も可能だそうでして、
そうなるとアメリカ全土が射程圏内。

恐らくはアメリカにいつでも
ミサイルを落とせまっせ!
…という意味を込めた発言かと。

 

で、今回のミサイルは
日本海ではあったのですが、
もしもアメリカのEEZ内に落とすと
これは大きな有事となります。

今までの北朝鮮ミサイルで
アメリカも何かしら行動はしたけど
あくまでも対岸の火事として
捉えてきたことではあります。

それが無くなると一気に
緊張感が高まることになり、
何をするか分からない北朝鮮が絡むと
有事ムードとなるワケです。

 

これまで北朝鮮ミサイルと
金価格が連動することはなかったけど
今回の発言によるリスクが高まると
相場に影響しそうではありますね。

以前からミサイルは気になってましたが
有事リストとして要チェックといった
感じでしょうか。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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