2336 Gold
贈り物用に小判を…
ということで先日当店で
ご購入されたお客様。
田中貴金属工業のHPで
見られた上で特約店である
弊社へのご来店。
どうやらお孫様向けに
何か残すことができないかと思い
現金を渡すのも面白みがなく
小判というチョイスをされました。
ちなみに今回買われたものは
確かに子供や孫には向いてるな
…と感じたデザインでした。
ではどんなデザインかというと
元号が刻印された小判でして
昭和・平成・令和の3種類。
それぞれの元号に孫がおり
喧嘩にならないようにと同じ重さで
デザイン違いの小判をご購入。
ただ、違うのは元号だけでなく
刻印された生き物もそれぞれ
違ったものとなってました。
昭和の小判は天皇家の象徴として
モチーフに使われている鳳凰と太陽。
平成の小判には麒麟と月の
デザインがあしらわれており
これまた躍動感のある造り。
そしれ令和の小判には
雲の中に浮かんでいる龍が
デザインとなったものでした。
で、昭和・平成・令和の
3種類の小判が弊社に届き、
検品をしたのですけれども
並べるとなかなかの絵。
50gの小判だったので
1枚でも重厚感あるものでしたが
それが3枚揃うと見た目もいい感じ。
今回はお孫様への贈り物ってことで
よく金貨を贈る方は多いのですが
こうやって孫の生まれた元号の
小判を買うのも面白いスタイル。
子供や孫への工芸品として
兜などの五月人形は多いけれども
このような時代が分かる小判を
贈るのもいいことですね。
小判は金貨の一種です
ご存知の方もいるでしょうが
小判というのは元々江戸時代に
流通していた金貨のひとつ。
楕円形で表面には額面、
そして裏面は茣蓙目(ござめ)という
畳みたいな模様が刻印されたもの。
江戸時代に採用されていた
金貨・銀貨・銭貨からなる
三貨制度のひとつでもある小判。
そんな小判ですが先日
納品する際にこのような
質問をいただきました。
それは裏面についてで、先程、
茣蓙目があるとお伝えしましたが、
なぜこの刻印があるのか?
というもの。
この茣蓙目が入ってる背景は
諸説ありまして、たとえば
・引っ掛かりによる持ちやすさ
・線が入ることで見た目を美しく
・米俵や稲を考慮し、俵を象った
・製造過程における印
などなど…
と、色々と茣蓙目が生まれた
説はあるのですが、このような
背景もあったと言われてます。
それは
削り取り防止
小判はゴールドでできており
高価な資源であることから、
削り取られる可能性がありました。
そのため、一部の小判には
側面も茣蓙目のようなギザギザが
刻印されております。
これは現在でも金貨を作る上で
運用されている技術なのですが、
当社で売買するウィーン金貨や
メイプルリーフ金貨も側面には
ギザギザが入っております。
まさにこのギザギザこそ
削り取り防止の施しであり、
買い取りの際は表裏だけでなく
側面もきっちり確認します。
たった数グラムでもゴールドは
高価な資源であるので、このような
造りになっているワケです。
このギザギザはたいていの
金貨には施されています。
地金型金貨以外にも当然
入ってますので、色んな金貨で
どんな削り取り防止がされてるか
見てみるのも面白いですよ。
ちなみにこの小判ですけども
時間が刻印されたのは元号だけでなく、
西暦デザインの物もあります。
なかなか昔を遡っての西暦指定は
難しいところですが、もし子供や孫が
生まれたという家族イベントがあれば
記念に贈り物にオススメです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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ゴールド:8,908円/g(+0)
プラチナ:4,759円/g(+0)
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