今は買い時？！パラジウムよりプラチナな理由

2120 Gold

パラジウム、あのときに
買ってなくて助かったわ～
…と言ってきたお客様。

その方は今年の2月頃、
パラジウムの販売はないですか？
と弊社に来店された方。

昨年末からパラジウムは
高騰しており、今年の初旬は電話等で
問い合わせが多かった時期。

そのため、貴金属の中でも
変動が大きいパラジウムを買いたい
ということで来店されたのです。

弊社ではパラジウムを
販売してなかったのでその方の
お役には立つことはできませんでした。

ただ、金・プラチナの特徴を
1時間ほど掛けてみっちりと
お伝えしたので覚えてました。

パラジウムの高騰っぷりに
目がいってたもののあまり
商品特徴を調べてなかったのです。

と、そんな方がここ最近の
パラジウム価格を見て弊社へ
来店されて冒頭の言葉を
伝えてくれたワケです。

5月頃から値段が下がり
先週はとうとう金（ゴールド）と
同じくらいにまで暴落。

当時買っていたらおそらく
売らずそのまま持ってただろうから
買わなくて正解だったよ！
…と言われました。

そのときはほぼ最高値に近い
価格だったので一応パラジウムを
買える店をお伝えしましたが
オススメはしないと伝えてました。

ちなみに今回の来店目的は
プラチナを購入するため。

前回プラチナに関しても
詳しくお伝えしたのですが
それから色々と情報収集し、
今なら買い時と踏んでの購入。

たしかに今のタイミングなら
プラチナ悪くはないと思ったので
私も後押しさせていただきました。

ではなぜ今のタイミングは
プラチナを買ってもいいのか…

パラジウムの代替となる可能性

実はプラチナとパラジウムは
これまで度重なるごとに自動車市場で
立場が入れ替わってきました。

というのもこのふたつの貴金属は
自動車における排ガス浄化触媒に使われ、
工業用需要が高い資源です。

どちらも市場があり日々の
相場や経済情勢によって自動車触媒の
てっぺんも変わっていたのです。

そして、現時点では
プラチナの約２倍ほど高い
パラジウムが天下を取ってる状況。

しかし、この構図も数年後には
崩れる見込みがあるという調査結果が
先日発表されました。

なぜならばパラジウムの供給は
ロシアの割合が高いこともあって
今後は供給が減る可能性があるため。

そこで代替資源としての
プラチナ需要が高まるので今後は
パラジウムに成り代わる可能性が上がる
…と見込まれているのです。

これはイギリスに本部を構えている
WPICという調査機関が発表した情報で
この度のお客様もこの情報を伝えたら
プラチナ購入に踏み切りました。
※WPIC：ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル

プラチナに関した情報は
日々アップデートされており
工業用としての新たな可能性を
示唆する内容も少なくありません。

その度に”プラチナ高騰か！”
なんて言われてきたのですが
大きな需要を生み出すことなく
価格には反映されませんでした。

ただ、今回の情報に関しては
発信団体や事実関係の信憑性が高く
期待できるかもしれません。

さりげなくですが私も
プラチナ積立の量を増やして
おこうかと思います（笑）

過去に比べるとプラチナは
今安い方ではありますからね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(6/26)の貴金属価格】
　ゴールド：8,793円/g（+0）
　プラチナ：4,482円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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