真珠（パール）の高騰で金製品も上がる？！

2006 Gold

先日真珠の卸屋さんが
弊社に商品提案に来たのですが
最近の真珠事情を聞きました。

昨年からその傾向にあるのですが
最近の真珠事情はというと
価格が高騰しているというもの。

環境変化のせいなのか
養殖場において稚貝が死滅する
というケースが発生してます。

宝飾品用の真珠というのは
短期間でできるものではなく
数年間じっくり時間を掛けて
綺麗な状態に仕上がります。

そのため、稚貝の死滅は
安定的な供給もできないので
致命的な問題となります。

真珠の中にもグレード、
ブランドがあるので高いものも
養殖ができないと更に高騰する
…なんて可能性もあります。

特にオーロラパール、
天女などの名前がつくものは
稀少性が高まっているので
販売価格も上がってます。

真珠はこれから春先に掛け
卒業式や入学式、冠婚葬祭など
何かと必要となる時期。

最近は有名な外国人が
真珠のネックレスを取り入れて
日本でも若い男性がファッションに
使う意外な需要も増えています。

人生においてそう何度も
購入するものでもないのですが
もし1本もお持ちでない場合は
今のうちに購入しておいて
損はないかもしれませんね。

ただ、これはあくまで
現在供給が不足しているという話。

稚貝の謎の死滅現象が起こる前に
作られた真珠であれば価格上昇前の
値段で買えるからお得ってこと。
（お店が販売価格を盛ってなければ…）

タイミング次第では安く
購入できる真珠製品ですが、
これは金製品も同じこと。

重量のある喜平ジュエリーなど一部は
日々の相場に連動する商品もあるので
全てというワケではありません。

しかし、一般的なファッション用
ジュエリーである場合にはその商品が
作られる時点の相場が反映されます。

なので、たとえば3年前に
作られた金製ジュエリーより
この数日間でできた金製ジュエリーの方が
材料である金価格が上がったことで
卸価格も高くなってしまうので
小売価格も上がってしまうということ。

先ほどの真珠の場合でいうと
金のように取引される市場はないけど
産出量が激減して供給量が減るから
値段も上がってしまうワケです。

真珠は海や川から誕生する宝石で
貝から生まれるいわば生き物。

ジュエリーに生まれ変わっても
デリケートですが誕生するまでも
職人による技術、年月を必要とし
かなりの労力が必要となります。

昨年から謎の稚貝死滅現象が
起きているのですがその影響が
徐々に価格に出てきていますが
これもインフレってやつですね。

金の値段も上がってますが
（本日3/4も最高値更新）
他の原材料や資源、そしてそれらを
使った加工製品も値上がりしてます。

この現象もそのうち落ち着きを
見せるときがくるとは思いますが
意外と長期化しているのをみると
それだけ世情的にも経済的にも
深刻な状態ってことですね。

ちなみに弊社では昨日から
金工芸品をナカオカ本店で開催中。

商品は徳力本店製のものですが
金価格高騰前の価格で日々の変動商品でなく
今ならお得に購入可能ですし、
クレジットでポイントも付きます。

こんな金工芸品はありますか？
この工芸品はおいくらですか？
などございましたらお気軽に
お電話・LINE等でお問い合わせください。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(3/4)の貴金属価格】
　ゴールド：7,958円/g（+43）
　プラチナ：4,485円/g（+40）
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