プラチナの買い時が分からないならココを見よう！

2499 Gold

先日プラチナコインを
購入されたお客様。

そのお客様は当初、
ゴールドを予定してたけど
プラチナの割安感を感じて
購入商品を変えたのです。

というのもここ最近
最高値近辺のゴールドに対し
プラチナは最高値とは
程遠い相場観であるため。

貴金属の現物資産として
ゴールドがいいとは思ったけど
予想外に安かったということで
プラチナをご購入。

というのも来店時にこんな
質問をいただいたんです。

プラチナが下がってきたけど
なぜ落ちてきたんでしょうね？
為替は円安なのに…

確かにここ最近はドル円為替が
140円/ドルUPに動いてるので
円建て相場は上がりやすくなる傾向。

ただ、ゴールドに関しては
あまり価格の動きがないものの
プラチナに関しては徐々に
下がりつつある状況なんです。

ということでその背景を
質問されたワケですけども
これは単純にドル建ての
プラチナ価格が下がってるため。

ではなぜプラチナ価格の
ドル建てが下がってるかというと
とある国の需要が激減して
供給が勝っているため。

その国というのは
日本の隣国である中国。

プラチナというと
ヨーロッパの自動車需要が
ピーンとくるでしょうが
中国でのプラチナジュエリー需要も
ここ最近は侮れないもの。

プラチナはゴールドより
稀少性が高く市場が小さいので
ちょっとした要因であっても
価格が動きやすい傾向にあります。

特にプラチナのドル建ては
先月まで1100ドル/オンスを
行ったり来たりしていたけど
今月に入り1000ドル/オンスを
切る相場にもなっています。

100ドル/オンス下がれば
いくら円安であったとしても
円建て相場にも影響するワケで
割安感を感じる方が増えても
おかしくはないでしょうね。

プラチナ買い時の指標

プラチナに限らずですが
ゴールドも相場というのは
ドル建て相場と為替で決まります。

なので円建てで売買するなら
この2つの情報の見極めが
必要となってきます。

ただし、ドル建て相場を
見るだけでも大変であるのに
そこに為替が絡んでくると
なかなか予想は難しいもの。

ということでガチで
損得を気にするような方に
買うタイミングを伝える場合
以下を追うように伝えてます。

それは…
円建て相場よりも
ドル建て相場を追うこと！

円建て相場が決まる際に
ドル建て相場と為替が絡む
とお伝えしましたがそもそもの
相場はドル建てで決まります。

どういうことかというと
円建ての場合は為替が絡むので
日本の状況が関係します。

しかし、ドル建ての場合は
その商品自体の相場で決まるため
純粋な相場ということです。

要は為替という余分な
情報を抜きにして考えよう！
…ということです。

そのため、貴金属界隈で有名な
豊島逸夫さん（ジェフ）や
池水雄一さん（ブルース）、
亀井幸一郎さんが予想情報を出す場合
基本的にドル建てで発信してます。

為替はさておき純粋にその商品の
動向を伝えるためにドル建てを
ベースにして話すワケです。

で、プラチナに関しても
買い時を見極めるのであれば
基本的にドル建てを推奨。

為替も気にしたいところですが
そこはグッと抑えておいて
決めた方が無難ではあります。

そうみるとここ数ヶ月の
プラチナのドル建て相場は
900ドル/oz～1150ドル/ozという
大きな動きで推移してます。

特に今月に入ってからは
1000ドル/ozを切っている状況で
最近では安い相場観となってます。

1000という桁は下回るか上回るか
せめぎ合いとなりやすい数字なので
ドル建てがそれを下回ってるならば
個人的には買ってもいいとは感じてますね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(7/11)の貴金属価格】
　ゴールド：9,676円/g（-56）
　プラチナ：4,739円/g（+58）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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