相場に合わせて変わりつつあるインゴットのニーズ

2646 Gold

テレビ番組の効果は
やはり高いなぁ…と改めて
実感している今日この頃。

というのが金価格が
最高値をマークという
キーワードを聞いて、家にある
金を売却したいということで
来店されることが増えてます。

売却で来店されたお客様に
聞いてみると、そのほとんどが
テレビでニュースや番組を見て
という方ばかり。

中でも多いのは両親や祖父母から
相続・贈与されたインゴットを
売却するためにお持ちになる
…という経緯。

”インゴットを受け継いだものの
なかなかどうしていいか分からず
金庫にずっと置いてました。”

”数年前からニュースで
金価格高騰という情報を聞いて
売り時と思い持ってきました。”

”そのまま保有していても
次の子供や孫の世代が知らずに
受け継いでも困ると思うので。”

そういった声の方が多く
お店ですぐに売却する方もいれば
今後どうしていくかという内容の
相談を多くいただくのです。

ただ、相続や贈与で
受け継いだインゴットは
たいていが500gや1000gなど
大きいサイズのものばかり。

元の持ち主が購入した頃は
何十年前というケースが多く
その頃の金相場はというと
1000円～3000円という時代。

なので今に比べると遥かに
購入できた時代であるため
大きいサイズを残す方が
多いということです。

インゴットの買取ですが
このように500g以上のものは
だいたい購入した時期が20年以上前
というケースがほとんど。

なので店頭で買い取る際にもし
ある程度の小傷が付いていたり
光沢が薄くなってきた500g以上の
インゴットを見るとそういった
予想が付いてしまいます。

相続や贈与でそういった
インゴットをもらえるなんて
めちゃくちゃ羨ましい…なんて
そういった買取がある度に
思ってしまいますね。

変わってきたインゴットのニーズ

何十年も前に500gや
1000gのインゴットを買う方が
多かったのは金相場が
安かったという背景があります。

2000円/gの相場だとしたら
500gで100万円、1000gで200万円と
買うサイズは別として金額だけだと
めちゃくちゃ高くはないかと。

決して安くはないのですが
無理な金額ではありません。

ただ、昔から現在の相場を比べると
約5倍（時期によっては10倍）なので
500gで500万円、1000gで1000万円と
さすがにそう簡単に変えるものでは
無くなってきています。

基本的にはクレジットやローンで
買える代物でないこともあって
なおさら資金力が必要。

購入できる層というのも
だいぶ限られてきます。

そのような背景もあって
この数年は50gや100gサイズが
よく売れてるワケです。

となると今も昔も実は
売れているサイズは違うものの
資産運用に掛ける金額は
そこまで変わりませんね。

ただし、相場の高騰で
小さなサイズの商品の方が
需要が高い状況です。

こういった背景もあって
私はかねてから小さいサイズの
商品を推奨しています。

今はよくても将来的に
ひょっとしたら相場が今よりも
もっと高くなってしまった場合
税金という問題にぶつかります。

発生したものはしょうがないので
その際は諦めるしかないのですが
買うときにあらかじめ考えて
買っておけば防げる問題。

最近は50gや100gが人気
とお伝えしましたがそういった
将来的な税金を気にする方は
更に小さい20gや1ozコインを
選ぶ傾向にあります。

今はよくても何十年と
時間が経過するともしかしたら
金相場の高騰もあり得ます。
（逆の可能性もありますが…）

次世代のために残すなら
小さいサイズをコツコツと
貯めた方が意外と喜ばれます。

そういったお客様を
何回も見てきた経験での話です。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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