材料価値だけでなく稀少性も併せ持ったディナール金貨

投稿日:

1168 Gold

 

世界で最も高い金貨が
競売に掛けられました。

最も高いってことで
どうせめちゃくちゃ大きい
重量を使った金貨だろうと
思っていたのですが
そうではありませんでした。

 

ではどんな金貨かというと
世界にたった10枚ほどしか
現存しないディナール金貨。

 

ウマイヤ朝(661-750年)に
鋳造された金貨であり、世界で
最も珍しい硬貨のひとつ。

そもそものはじまりとしては
イスラム帝国が鋳造し、
流通させた金貨でもあり
貨幣経済を支えた硬貨。

 

そしてディナールというのは
東南アジアのアラブ地域などで
使われている通貨でもあります。

アラビア語でディーナールと
発音され、現在では以下の国の
通貨単位に使用されてます。

【ディナール通貨が使われる国】
アルジェリア・イラク・クウェート・セルビア・チュニジア・バーレーン・マケドニア・ヨルダン・リビア

 

そんなディナール金貨は
イスラム教の聖典コーランの
一節が刻まれており、今では
博物館やコレクションとして
貯蔵されているレアな金貨。

 

今回、競売にかけられる
金貨は保存状態が良好で、
史料としての役割を果たす
可能性があるようです。

そんな金貨のオークション
開始価格というのがなんと
160万ポンド(2億1850万円)。

そりゃあ、この金貨が
世界で最も高いって言われても
おかしくないですね。

 

 

金取引は重さが基準

先ほどのディナール金貨のように
希少価値という面でいえば
材料として以上に価値が
高くなることはあります。

 

しかし、基本的に金製品の
価値を決める基準というのは

重量

 

金製品は重さによって
価値が決まると言っても
過言ではありません。

 

特に金がスーパーのように
そこら中で取引されている
ドバイやタイなど東南アジアでは
量りに載せられ計算されます。

日本でもお肉屋さんでは
重さによって価格が変わるように
金に至っても同じことなのです。

 

これは日本でも同様で
貴金属の買い取りというのは
まず対象品の純度が計測され
重さを測ることで計算されます。

 

ちなみに今回競売に
掛けられたディナール金貨は
2億1850万円ということで
相場から量換算すると…

218,500,000÷5700=38333.333
※1g当たり5,700円で計算

と約38kg分の金と同等の
量ということになります。

 

ジュエリーであったり
工芸品もそうなのですが
金製品ってのは基本的に
重いほど高価なのです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(11/14)の貴金属価格】
 ゴールド:5,683円/g(+10)
 プラチナ:3,473円/g(+4)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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