珍しいブランドのインゴットは査定が上がる?

投稿日:

2149 Gold

 

昔、デパートで購入した
1kgのインゴットを売却に
お持ちになられたお客様。

弊社以外にも何店舗か
見積もりをされたようで
こんな相談を受けました。

 

他店でこのインゴットの
買取査定をしてもらったんだけど
そのときにこんなこと言われたんです。

”こちらのインゴットは珍しい
ブランドなので買取価格を
上げさせていただきます。”

こんなことって本当に
あり得ることなのでしょうか?

…といった内容の相談でした。

 

インゴットを製造するブランドは
世界中にたくさん存在します。

もちろん中には流通量が少ない
ブランドのインゴットもありますが
弊社の場合はまず珍しいという理由で
買取価格が上がりません。

逆に珍しいブランドの場合は
下がってしまう可能性があります。

 

インゴットの正式名称は
金地金(きんじがね)ですが、
これは資産用としての商品。

そのため、一部のコインのような
趣向性、収集性といった特徴を
持ち合わせないので基本的には
稀少価値という観点はないのです。

 

ということでそのインゴットを
見せてもらったのですが、
世界としてみると有名なブランド。

日本ではあまり見ないですし
ネットでも出回ってないので
吹っ掛けてきたお店はもぐりかも
…という話になりました。

その見積もってもらったお店は
地金商ではないということなので、
珍しい案件だからといって適当な話を
持ってきたのかもしれませんね。

 

 

資産用で付加価値は…

インゴットに関しては
アンティークコインのように
収集型商品があるなんて話を
あまり耳にしたことがありません。

数グラム数十グラムくらいの
ジュエリー用として作られてた
インゴットであればひょっとして…
といった感じですがまずないです。

 

ですので、基本的に
特定のブランドだから高くなる!
というのはまずあり得ないこと。

逆に特定のブランドだから
高くはならず安くなるケースが
ほとんどではあります。

 

インゴット(地金)は
金属を精製して一つの塊に
したものを意味します。

そのため、コインのように
何かしらデザインが入ったはおらず
基本的にはブランドや重量、
純度などの仕様しか刻印はありません。

そのため、収集型よりも
精製する技術力の方が重視される
傾向にある商品です。

 

”精製して塊にする”作業は
言葉にすると簡単そうですが
資産用のインゴットというのは
純度が重要となります。

空気や塵などのゴミや不純物が
インゴットを精製する際にほぼ入らず
可能な限り100%の高純度に仕上げて
量産するには技術が必要です。

その技術を実現している企業、
ブランドの方が重要となるので…
知名度の低い、技術が認められてない
ブランドは安心感が薄くなるので
買取価格が下がるということです。

 

ということなので
資産用のインゴットに関して
”レア”とか”稀少だ”といった類の話が
出ることはまずあり得ないこと。

珍しいブランドもありますが
それは逆に取れば知名度の低さを
露呈させているということ。

インゴットに関しては
知名度の高いブランドが重要です。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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