イールドカーブで金相場の動向を読み取る

投稿日:

1643 Gold

 

イールドカーブ
ってのは何ですか?

金(ゴールド)と
関係性があるのであれば
教えてくれませんか?

clubhouseでベラベラと
ゴールドな話をしてたら、
こんな質問をいただきました。

 

イールドカーブは
ある程度の投資経験があれば
聞いたことがあるかもしれませんが
景気動向で参照されるグラフです。

ちなみにイールドというのは
金利という意味の言葉。

一言でいうと利回り曲線ですが
これだけでは初見の方にとっては
難しいかもしれませんので
説明してみたいと思います。

 

このイールドカーブは
横軸が満期までの残存期間で
右に行くほど長期となり
縦軸を示した金利は上に
上がるほど高くなるもの。

つまり、満期が異なる債券の
金利をグラフ化した曲線
景気の見通しに使われます。

 

残存期間が長くなればなるほど
金利が高くなる順イールドカーブは
景気が良い状態と判断されます。

 

逆に、右肩下がりとなると
景気が後退すると判断される
逆イールドカーブってやつです。

 

景気が正常なときってのは
先行きのリスクも軽いために
短期よりも長期投資の方が
金利は高くなるものです。

 

ちなみにこのグラフは
横一直線で横ばいな
フラット状態もあったりします。

ここまで平坦なことは
よっぽどないのですが、要は
傾斜が緩やかになることも
フラット化と言われてます。

この状態というのは
長期と短期共に金利が同等であり
主に中央銀行による金融政策で
短期金利が引き上げられた際に
長期と同等になった状態です。

つまり、景気が後退する
途中の段階で見られるグラフ。

 

こういった感じで
景気判断のひとつとして
チェックされるのが
イールドカーブなのです。

この言葉を知ってるだけでも
投資経験があるように見られるので
知っておいて損はありませんよ。

 

 

イールドカーブで読む金動向

何も有事がない平時や
金融政策が緩和される際に
起きやすい順イールドカーブ。

この状態だと金(ゴールド)は
あまり傾向にあるがために
価格も落ち着くことになります。

で、逆に金融政策が引き締めで
逆イールドカーブとなるやすくなり
この状態は将来へのリスクを感じ
金が購入されやすい状態。

 

…といったようにカーブの
動きによって金融政策であったり
経済の見通しから金価格の動きを
読み取れる指標となります。

 

ちなみに先ほどのグラフは
基本の型であってベース。

金利は常に変わり続けており
更にチェックしておくべきは

傾き

 

イールドカーブの傾きが立つ
つまり角度が大きくなることを
スティープ化と言います。
(フラットの逆ですね)

 

急な角度になればなるほど
長期国債などにお金を
突っ込んだままにすることが
不安である状態を指します。

たとえば、これからは
何が起きて金融危機が起こるか
分からないのに低い金利では
持ちたくないってことです。

イールドカーブが立ちだすと
金(ゴールド)にとって
強くなりやすくなるのです。

 

というワケでもしも
イールドカーブを見るなら
どんなグラフであるのか?
グラフの傾きの動向はどうか?
をチェックするといいですよ。

このカーブは金価格だけでなく
為替取引でも参照とされてます。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

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 ゴールド:6,523円/g(-25)
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