金(ゴールド)を保有していなかった場合のリスク

投稿日:

1219 Gold

 

年末に金価格が最高値を
更新するまで上がったこともあり
買取客が多数来店されました。

お買い取りでは商品の査定や
書類作成でお客様と話す時間が
あるので世間話をするのが定例。

 

ですが、年末は本当に
買い取り件数が多かったので
お客様に聞いてみたんです。

この時期に金(ゴールド)を
売却にいらっしゃったのは
値段が上がったのを
確認されたからですか?
…と。

 

すると、思わぬ答えが
返ってきたんです。

 

それは金融機関が休みで
手数料が発生してしまったり
最悪引き出せないから。

金価格が上がったから
売りに来たのかと思いきや
実はそうではなかったのです。

 

単純に年末で金融機関の
サービスを受けなかったから
だったのでした。

確かに年末年始であったり
ゴールデンウィークやお盆休みは
休業のせいかメンテナンスのせいか
引出せない金融機関が多くあります。
(特に地方銀行は多く感じます)

 

そして更に帰省された方だと
故郷にある銀行口座を
持っていないこともあり
引き出せない確率も高まります。

銀行が使えないときにも
役立つことができる金貨に
関するエピソードでした。

 

 

現金に頼るリスク

今回はたまたま大型連休で
お金の引き出しが困難で
代わりに金貨を換金した
…というケースでした。

これは休みであったために
銀行から引き出せなかったのですが
もし銀行が倒産してしまったり
何らかの理由で凍結されると
二度と使えない可能性もあります。

 

倒産ごとになってしまうと
もちろん預金保証もありますが
全てが戻ってくるわけでもなく
引き出しに時間が掛かります。

そして、相続等の理由で
凍結されると解決されるまで
操作することはできません。

 

ちなみに戦後に行われた
金融機関で現金の引き出しが
できなくなった預金封鎖。

この預金封鎖はまず口座が凍結、
そして新札対応により脱税を阻止し、
旧札を預金せざるを得ない状況にし
10万円超部分に対する高率税金を
掛けることで資産が奪われました。

 

銀行が凍結される以上、
投資用の証券口座もNGだし
不動産だって没収の元。

ってことは手元に
誰からも依存されない
資産を持つことでしか
防ぐことはできません。

 

そんなときに役立ったのが
資産用に使われる金(ゴールド)。

 

金は現金と違って
手元に置いておく限り
誰がどれだけ持っているかを
把握する術が困難な商品。

だから国が崩壊しようが
現金を預金する金融機関が
倒産しようが金の価値が
ゼロにはなりません。

 

今回はたまたま
金融機関がお休みってことで
引き出せなかった現金。

もしもこれが違う理由だと
考えただけでも怖いですよね。

 

金という資産は
そんなもしもの時のために
備える守りの資産。

あなたの資産が
現金しかないってことは
有事の際に危ない目に会うことを
意識して欲しいものです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(1/4)の貴金属価格】
 ゴールド:5,955円/g(+68)
 プラチナ:3,812円/g(+65)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ひとことコメント>
6000円/gに突入するかの高騰。
理由はアメリカ国防総省がイランの
ソレイマニ司令官を殺害したため。
イラン国民にとっての英雄的存在が
殺されたことで原油などの高騰も予想。
安全資産である金も上昇気味。
事態によってはオリンピックどころじゃ
ないような気もしますな。

 

 

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