プラチナ価格が下がってもジュエリーが安くならない理由

投稿日:

870 Gold

 

さて、いよいよ10月の増税も
近づき現実味を帯びてきました

何度か引き延ばしになったけど
消費税増税に追従する形で
決まった軽減税率制度もあるし
今回はさすがに確定ですね

 

消費税というのは最終的に
政府へ納める税金

消費者から取った税金を
政府へ
払う消費税ですが直接消費者と
接点がある小売店としては
なかなか嫌な役回り

消費者からは愚痴を聞き、
政府へ払うために消費税分を
取っておかないといけません

 

いやぁ、厳しいです
…と、ぶいぶい言ったところで
どうしようもないのでそれはさておき

 

増税によって商品が一気に
8%→10%へと値上げするので
その対策をされているお店も
多いのではないかと思います

前回8%に上がったときも
レジの設定や値札の修正など
結構面倒な作業に追われました

 

で、そんな消費税増税の前に
実はひっそりと高くなった
商品が実はあったんです

 

その商品というのは
プラチナの喜平商品

 

なぜ消費税が増税となる前に
プラチナの喜平商品が高くなって
しまったのかというと、とある
材料が高騰したからなのでした

 

 

プラチナジュエリーの正体

ここ最近、プラチナ価格が
下がっているのでお客様から
こんなことを聞かれることがあります

 

プラチナ価格は下がったのに
なんでジュリーの価格って
全然安くならないの?

 

…おっしゃる通りでございますが
実はこれにはプラチナジュエリーに
使うとある素材が影響するためなのです

 

 

喜平商品に限らずですが
プラチナを使ったジュエリーは
とある貴金属と混ぜ合わせた
合金が素材として使われます

 

Pt1000だと純プラチナなので
他の貴金属は混ざってません

しかし、Pt950やPt900など
Pt1000でない場合にはプラチナ
以外の貴金属が混ざってます

 

その貴金属というのは
プラチナに混ぜる訳なので
当然ながら白金色のモノ

 

ではプラチナの純度が
下がる場合にどんな貴金属が
混ぜられるのかというと

 

パラジウム

 

なのです

 

 

パラジウムはプラチナと同じ
白金族元素であるので性質や
産出される場所、工業用に使われる
という需給状況も似た貴金属

ただし、プラチナよりも
希少性が高い一方で価格面では
安価である素材なのです

↑見た目は分かりませんがパラジウムの指輪

 

 

プラチナと同様に自動車用の
工業媒体として使われてましたが
安価に手に入るということで
一気に需要が高まりました

金銭的な価値としてみると
プラチナを超えたパラジウム

 

パラジウムが高騰したことで
純度100%でないプラチナの
ジュエリーの価格も上がったのです

 

プラチナ価格が下がったので
今がチャンス!と思われる方も
いらっしゃいますが割り金に
パラジウムが使われる限りは
一概に安くなるとは言えません

 

なんだかウマいことできてますね…

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(1/19)の貴金属価格】
 ゴールド:4,931円/g(-10)
 プラチナ:3,152円/g(-24)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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