株高金高と株安金安な現象が起きている理由

1482 Gold

今となっては優待目的で
ほとんど売買してない株。

ではあるのですが、
いくつか保有しているのもあり
時間があるときにはネットで
情報収集しています。

数ある情報サイトでも
昔からよく見ているのが
不景気ドットコムというサイト。

【不景気ドットコム】

サイトの名前の通り
世界の不景気ニュースや
日本に限らず世界の企業の
倒産情報など掲載されてます。

ただ、倒産だけでなく
赤字決算やリストラ情報など
まぁ企業にとって良くない
情報が載っているワケです。

持っている株だけでなく
業界に関連する上場企業の
情報も発信されているので
結構チェックしています。

宝石業界や時計業界にも
弊社と取り引きしてる上場企業が
数社あるんでね…。

数年前から見ている
このサイトですがまぁ
やはりここ最近は記事が
爆発的に増えてます。

数年前から増えたとは
思っていたのですが
新型コロナウイルスが
更にそのスピードを
加速させる結果となりました。

上場企業の情報が多く
どれもこれも大企業の情報。

しかし、最近流れる情報は
誰もが知っているような
企業の悪い情報ばかり。

ゴールドジムやJT（日本たばこ産業）
いきなりステーキの子会社倒産、
JRやミニストップにマツダの
大幅赤字決算など…。

ここまでくると元の景気に
戻ることはあるのか…と
一抹の不安しかよぎりませんね。

株に連動する金の動き

金（ゴールド）の動きは
景気が悪くなるほど
上昇する傾向にあります。

なので景気が悪くなると、
世の中の金回りが悪くなるので
その結果として株価も下がるため
金と株は相対関係にありました。

株価が下がれば金相場が上がり、
株価が上がれば金相場が下がる

…という構図がこれまでの
常識だったのです。

しかし、この構図は
昨今崩れてきております。

その理由というのは
ここ最近、投資家の動きが
活発化しているため。

投資家といっても
個人投資家と機関投資家と
大きく2種類存在してます。

名前の通り、個人で
投資を行う個人投資家。

そして、人のお金を預かり
代わりに投資活動を行う
金融機関や保険会社などを
指す機関投資家。

このふたつで市場への
影響を及ぼしやすいのは
当然ながら機関投資家です。

このコロナ禍によって
市場は機関投資家の動きが
活発になっているワケです。

これまでの動きだと
たとえば株価が上がったとして
余裕資金で更に投資してました。

しかし、昨今のコロナ禍では
市場も経済も不安定であるため、
株価が上がっても余裕資金で
安定資産の金（ゴールド）を
求めるようになりました。

一過性の有事ならば
ここまでの金価格とまで
ならなかったかもしれません。

ただ、今回のコロナは
中長期に渡って世界中に
影響している有事。

攻めよりも守りの資産が
動いてしまった結果として
株高金高となりました。

これまでと違う
相関関係となった
金（ゴールド）と株。

マーケットの常識に
異変が起きているのは
こんな背景が起きたため。

市場は人間の感情で
成り立っているということを
以前投資家から聞きました。

これは金の世界でも
言えることなんだなぁ…と
つくづく感じた今日この頃です。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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