1957 Gold
先日、新規開拓のために
とあるメーカーさんと
お会いしてきました。
そのメーカーさんは
ハイブランドの時計や
なかなか日本に売ってない
舶来時計を扱う会社さん。
私も一度たりとも耳で
聞いたことないブランド時計を扱い
実物を見るとかなりカッコよく
新たな仕入れルートとなりました。
スイスで毎年行われる
世界的に有名な時計の展示会ベント
バーゼルには出展されてるので
そこに行かれてる小売店さんなら
ご存知かもしれません。
そのブランドは３つあり
・Les Millionnaires（レ・ミリオネア）
・L.KENDALL（エル・ケンドル）
・PAUL GERBER（ポールゲルバー）
ググってもなかなか
販売してる店もヒットせず
新たなラインナップになりそうです。
レ・ミリオネアというブランドは
神話などに出る神様や動物を
モチーフにしたデザイン。
エル・ケンドルはイギリスの
創業180年ほどの老舗ブランドで
大航海時代にも用いられた
歴史あるブランド時計。
ポールゲルバーは機械式時計の
要でもあるローターが2つある
レトロツインという特許を持つ
技術力に定評のあるブランド。
どれもカッコいいのですが特に
目を引いたのはレ・ミリオネア。
ジュエリーを製作している
会社ということもあって、
ケースとリューズがかなり独創的。
ポセイドンなど神様の名前が
付けられていることもあって
その名にあった装飾が施され
こだわりの逸品に感じました。
量産できない時計なので
売れる本数もそこまで
多くはないようです。
だからこそ、個性的な方、
人と違うのがいいという方には
好まれるブランドだそうですよ。
時計も資産になるのか？
弊社では時計も扱っており
販路がいくつかあるので
ご要望の時計があった場合には
代わりに探すサービスを
代行で行っております。
ただ、そのほとんどは
今では欲しいラインナップが
手に入りにくいROLEX。
小売店でも仕入れたい時計を
注文することができないようで
直営店に行っても欲しい時計が
必ずしもあるワケではないようで
予約すらできないものも…
価値が数年前からドンドン
上がっており、弊社は並行輸入で
卸している販路があるのですが、
仕入れの段階で定価のウン倍。
なのでお客様に値段を
お伝えしたところでさすがに…
という返答ばかりいただきます。
これもROLEX自体の価値が
上がってきているのもあり
モデル次第では中古品ですら
定価以上で取り引き。
なぜここまでROLEXの
価値が高くなってきたのか？
っていうと、これはブランド力を
落とさないメーカーの対策。
世界的に人気があるROLEXは
世界的に販売店を減らして、
更に販売本数も減らした結果
手に入りにくくなったのです。
時計っていうとAmazonやなぜか
電器ショップの安売りセールなどで
新品にも関わらず正規店にとって
考えられない価格で販売されてます。
そういった安売りが続くと
手に入りやすくなり安い印象もつき
結果としてブランドの価値が落ちる
…ということになります。
で、今回お伝えしたROLEXの
構図というのは金の世界にも
当てはまることかと思ってます。
たとえば、金鉱山が
金の産出量が減らしたり…
どこかの国が大量に確保して
それを手放さなかったり…
供給量が減るにもかかわらず
需要が増え続けるということは
価値の高騰に繋がります。
モノとしてみると
ROLEXと金は異なりますが
価値の動向を決める根本が
似てるなぁと感じた次第。
今思えばちょっと高くても
数年前にROLEXを1本ぐらい
持っておけば良かったな…と。
デザイン的にはROLEXよりも
OMEGA派ですけどね（笑）
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(1/14)の貴金属価格】
ゴールド：7,395円/g（-46）
プラチナ：4,020円/g（-45）
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