株式の取引停止はあれど金取引においては・・・

投稿日:

2723 Gold

 

先日電話をいただいたのですが
”おたくは現在、金の取引を
停止しているんですか?”
という質問でした。

特に取引停止はしてないし
電話をいただいたタイミングも
販売取引をしていたので
”停止していません”と回答。

するとお客様からは
”あら?そうなんですね。
さっき取り引きを停止している
といった情報を聞いたので…”
と。

 

疑問が残る会話だったので
踏み込んでお客様に聞いたところ
どうやら古いネット記事を
参照していたとのこと。

2020年の記事だったようで
恐らくは新型コロナウイルスの
感染対策で緊急事態宣言中に
行われた内容のものかと。

 

また他のサイトに関しても
見られたようですが、そちらは
とある金融機関が金取引の事業を
終了したというもの。

たまたまその金融機関が
広島で展開してるとこだったので
勘違いされたようでした。

どういうキーワードで検索したのか
どういう経路で辿り着いたのかは
分かりませんがそういったサイトに
行きついたようです。

 

アメリカの株式取引では
サーキット・ブレイカーという
リスク管理機能はあります。

これは大きな動きを見せた場合、
更なる暴落を抑えるために一定時間
取引を停止するもの。

 

ただ、あまり金取引において
こういった話は聞いたことがなく
特に現物では緊急事態宣言以外で
金取引自由化以降はありません。

基本的に起こるハズのない
現物金取引の停止ですが今回の
電話で聞いたときはちょっと
ドキッとしましたね。

 

 

価格がその日に変わる可能性

株式市場において、なぜ
売買停止が起こるのかというと
売買状況に異常等がないかの
確認を優先させるため。

つまり、あまりにも
大きな動きがあった場合には
何か異常事態と察知して、
投資者を保護するための措置。

 

株は売買によって値段が
常に変動するものではあれど
結局は会社が発行するものだし
売買もするのは結局のとこ人。

投資家が売買を判断する情報で、
株価に影響しそうな情報において
不明確なものがあった場合には
確認をするので停止となるワケです。

 

ゴールドやプラチナの
現物取引においてそのように
急な売買停止はないと伝えました。

これは金価格が決まるのに
・発行元がなくヒューマン要素が低い
・変動要素が広すぎて異常特定できない
というためでもあります。

システム的な異常がない限り
急遽取引停止となるってことは
まず起こりにくいということ。

 

しかし、当日公表された値段が
突然変わることは極稀にあります。

田中貴金属の場合ですが
現物取引の価格というのは
朝9:30頃に発表されて基本的には
終日その値段のままです。

 

ただ、この金価格というのは
海外ドル建ての市場価格と
ドル円為替によって決まるもの。

どちらの情報も常に変動しており
本来ならそれを反映すべきではあれど
現物だと実際に商品が移動するため、
午前中の公表価格で取引されます。

なので、終日同じ値段ですが
もし市場価格や為替がその日のうちに
大きく動いてしまった場合には
価格が変更となることがあります。

 

価格が変更すると言いましたが
市場価格や為替によるものなので
上がることもあれば下がることも。

この数年は起きてはいませんが
急に取引停止することはなくとも
値段が変わることはあるのです。

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(2/20)の貴金属価格】
 ゴールド:10,762円/g(+9)
 プラチナ:4,865円/g(-56)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ノイズを消し去るピンキーリング>

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