銀（シルバー）の運用は現物よりETFや積立

2843 Gold

電話のお問い合わせで
”銀の買い取りしてますか？”
といただきました。

銀と言っても色んな
商品が存在しているので
聞いてみると”銀は銀よ”
…ときつめの返答。

”インゴットか何かですか？”
と聞いたら”日本語で言ってくれ！”
なんて言われたのですけれども
何度か話をすると銀歯とのこと。

自身の物なのか他人の物なのか
そこまで突っ込みませんでしたが
銀歯は買い取ってないので
お断りさせていただきました。

現在、買取を受け付けてる
新製品はインゴットやコイン、
一部の工芸品に絞ってます。

【買い取り対象範囲について】

実はこのように銀歯を
売却したいという方からの
お問い合わせが最近は
増加傾向にあります。

銀歯と言えば多くの方が
お世話になったことがある
歯への詰め物です。

ではなぜそのような
お問い合せが増えてるかというと
銀価格が上昇しているから
…ということです。

確かにゴールドと並ぶほど
過去に比べると銀価格が
上がってきている金属。

相場では確かにそうですが
とはいえですよ、値段は
グラム160円そこらです。

いくら相場が上がっても
ゴールドとはその上昇幅が
全く違う物ではあるので
少量だとそこまで気になるほどの
値段ではありません。

当店は田中貴金属の
特約店なのですが過去には
銀地金30kgを販売してました。

現在は銀地金の販売はしておらず
買取しかしていないのですが、
銀は単価が安すぎるのである程度の
量を持っていないと相場が動いても
あまり恩恵はないのです。

それにしても金歯に関しては
昔からお問い合わせはありましたが
銀歯も聞かれることが増えるとは
ちょっと意外ではありましたね。

銀の運用は何がいいのか？

と、現在は田中貴金属同様
銀の販売は行っていないので
買取しか扱っておりません。

とはいえゴールドにならんで
値段が上がってきているため
お問い合わせはいただきます。

そんなお問い合わせでも
たくさんいただくのが
”シルバーはどんな商品を持って
運用すればいいですか？”
という内容です。

なぜ銀を持っておきたいのか
そこの理由にもよってきますが
私なりに答えを伝えるならば

ETFか積立

といったところです。

残念ながら現物という選択は
私の中ではあまりありません。

金融機関を通したくないなど
匿名性を求めるのであれば
現物が良いかもしれませんが
そうでないならこうなります。

ETFにしろ積立にしろ
手元に置かないというのが
商品特徴となりますが
これには理由があります。

なぜならば単価が安いシルバーは
それなりに揃えようとすれば
量がかさばってしまうため。

グラム150円ほどの銀は
1キロでも15万円～20万円、
10キロで150万円～200万円程度。
（もちろん銀相場で変動します）

シルバーの比重はゴールドの
約半分であるため、10キロでも
なかなかの大きさとなります。

つまるところ保管がかなり
面倒となってしまうのです。

もちろんそれだけの
施設が備わっているのであれば
止めはしませんが、この理由で
現物は推奨していません。

ではETFと積立推しな理由は
比較的低予算で購入できるため。

ETFの場合は1口で
相場価格の百倍からなので
だいたい1万5千円程度。

積立も提供企業によりますが
毎月3千円程度から可能なので
比較的買いやすい商品です。

ちなみに私はETFも積立も
どちらもシルバーで持ってます。

なんでしたら少量ですが
銀貨も持っています。

シルバーを持ちたいといえど
理由次第で商品が変わりますが
多くの方はETFや積立が
該当するかとは思いますね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(6/19)の貴金属価格】
　ゴールド：13,065円/g（+58）
　プラチナ：5,549円/g（+13）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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