3329 Gold
先日金を買いに来店された
お客様からこんな話を聞きました。
”田中貴金属はスモールバーの
販売を一時中止してますけど、あれは
金を持ってないからでしょ?”と。
どうやらYoutube動画で見た
情報を鵜呑みにされていたようだが
若干ニュアンスが違うんですね。
金を持っていないのではなく
生産が追い付いていないだけ
…ですから。
10月初旬よりインゴット
50g以下は販売中止となり
田中貴金属のHPトップにも
記載されていますが単純に
生産に追い付いていないだけ。
どこにも金がいないから
販売しないなんで話は出てません。
仮に金が無かったとしたら
50g以下だけでなく、それより
大きい全サイズ販売できないハズ。
単純に当初の生産計画以上に
売れているだけなんです。
HPにそう書いてあるのに
何を血迷ったか、あり得ない情報を
発信されてしまうというのは
本当に困ったものです。
ちなみにプラチナも
10g、5gは販売中止中でして
今回のお客様は金と同じ
認識を持たれていました。
プラチナが手元に無いから
作ることができないんだ…と。
そのお客様は見ただけなので
非がない訳ですけれども
消費者を煽りたいのかそれとも
再生数を稼ぎたいのか知りませんが
まぁ勘弁して欲しいですね。
流動性であれば金貨も…
と、インゴットに関しては
販売規制がある状況ですが
金貨を買う人が少ないんです。
手数料がインゴットより
若干割高ではあるのですが私的には
買える物は買った方がいいとは
思うんですけどね…。
手数料が固定のインゴットに対し
金貨は歩合制となってます。
サイズごとに手数料が
明示されているインゴットですが
金貨は手数料込みの価格が公表。
とはいえ、相場と重量を
掛けて販売価格と差を求めれば
手数料価格は計算可能です。
文字だけだと難しいので
実際に数字で示します。
2025年10月14日9時30分相場ですが
田中貴金属工業の価格では
ウィーン金貨ハーモニーの
販売価格が736,678円でした。
当日の金相場は22,326円/gで
これに重量である31.1035gを掛けると
22,326×31.1035=694,416円で
販売価格との差額42,262円が
手数料ということになります。
田中貴金属のバー手数料は
50gで8,800円であるため、
ウィーン金貨ハーモニー1ozの
手数料が42,262円で割高。
やはりインゴットに比べ
金貨というのは割高なのです。
なお、これはあくまで
購入時だけに限る話。
売る時も考慮するならば
買取価格を小売価格で割れば
換金率を計算できるのですが
以下の通りやはりインゴットより
金貨が若干割高ではあります。
【換金率】
◆50gインゴット
1,097,950÷1,125,100=0.9758
◆ウィーン金貨ハーモニー
673,349÷736,678=0.9140
※田中貴金属価格にて計算
では手数料な割高な金貨は
やっぱり微妙なのかというと
決してそんなことはありません。
金貨(地金型金貨)は発行元が
造幣局であるので国際的な信用性と
流通量の多さがウリではあります。
インゴットを製造してるのは
企業ですが、造幣局に比べると
当然ながら信用力は異なります。
もちろん素材が金である以上、
そこは問題ないのですが製品としての
信用では金貨に分があるということ。
もちろん手数料が少ない方が
いいかとは思うけど金はそもそも
利益目的ではない長期運用向けの
リスクヘッジ資産ではあります。
50g以下のスモールバーを
購入できないってなると自ずと
サイズ重視であれば金貨という
チョイスになってきます。
買える物はあるのに買わない…
この選択肢はそもそも金を買わない
ってのと同じ意味と思います。
今のところ田中貴金属は
11月下旬に販売再開予定ですが
まだ1か月以上ある中で金価格は
上昇する可能性はあります。
そういう意味でも買えるなら
金貨でもいんじゃないかな~とは
思っている次第です。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you.
【本日(10/18)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:22,779円/g(-475)
プラチナ:8,860円/g(-408)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
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