密輸で押収したゴールド！売らずに保有すればいいものを・・・

2812 Gold

大阪税関が密輸により
押収したゴールドを売却。

その量は約100kgほどで
2020年～2023年の間に
押収したものをインゴットに
作り変えての売却。

押収したものの中には
アクセサリーなど様々で
1kgのインゴットに精錬加工。

記事の画像を見てみると
インゴットのブランドが
日本マテリアルのものでした。

これらを入札に掛けるようで
それらのお金は国庫入り。

コロナ禍により一時的に
密輸の件数は収まったものの
また増加傾向にある模様。

5類に移行してからは
海外渡航のハードルもかなり
下がっているので、この流れは
自然ではあります。

金価格が高騰しており
日本は何と言っても円安。

消費税の10%が丸儲けな
密輸スキームからすると
美味しい話ではあります。

恐らくこの先、金の密輸が
無くなることはないでしょう。

なので、今回と同様の
ニュースを今後も目にすることは
あるのではないかと思った次第。

で、押収したゴールドに関して
売却を検討してるのですが
何とももったいない話。

ここでインゴットのまま
持っておけばいいものを
お金に換えるのだからね。

精錬加工する際に恐らく
経費など手数料は必要だろうが
それだけを引いて残りを
インゴットで持てばいいものを。

投資を国民に勧めるのに
政府がやらないのも相変わらず
いかがなものかと思うところ。

100kgということなんで
最近の相場で換算すると
約12億9千万ほど。

何年か運用しておけば
価値が上がる気もしますが
ひとまずは目の前のお金が重要
といったところでしょうか。

インフレが進む中での資産運用

先日アメリカの期待インフレ率が
発表されましたが、それにより
円安に振れたという記事が出てました。

※yahooニュースサイト

期待インフレ率というのは
いわば予想のことで、実績でなく
将来の予測値です。

で、その期待インフレ率が
前回よりも上昇したとのことで
アメリカ政策金利の利下げが
遅れる見込みが強まることで
ドル高円安に動いたのでした。

アメリカの政策金利は
依然高い状況にあるため、
利下げが起こらないと
ドル買いが進むワケです。

ちなみにYahooニュースの記事は
アメリカの期待インフレ率情報が
記載されていましたが、日本も
この期待インフレ率は上がってます。

あくまでも予測値ではあれど
市場は今後もインフレ率が高まる
と読んでいるということです。

当店のお客様は
この期待インフレ率を見て
ゴールドの判断に利用する方が
意外と多いのです。

なぜならば、
ゴールド＝インフレに強い資産
という認識があるため。

物であるゴールドは
インフレになると価格上昇に
繋がる傾向にある商品です。

その認識があるので、
インフレになってしまうと
ロクに増えない現金で持ってても
資産の目減りに繋がるので
違う資産に買えた方がいい！

そこで、できる限り
信用リスクの低いゴールドに
矛先が向けられるワケです。

元本保証はありませんが
長期運用を目的として持つなら
お金を貯金をしておくよりも
まだマシかもしれません。

以前、インフレと言っても
CPIなどの実績値を見て
購入する方が多かったのですが
最近は期待インフレ率など
予測値を見る方も増えてます。

海外に比べると日本の
インフレはまだマシですが
それもいつどうなるかは
分からないもの。

インフレという現象に
太刀打ちできない以上は
自分達で何とかするしかありません。

そこに気付いて資産運用や
投資に目を向ける人も増えており
意識が高まっている状況を
ひしひしと感じる今日この頃です。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(5/19)の貴金属価格】
　ゴールド：13,356円/g（+0）
　プラチナ：6,040円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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