ブラジャーに忍ばせてまで行われる金の密輸

更新日:

1129 Gold

 

消費税が10%になって
財務省関税局(いわゆる税関)が
気に掛けていることがあります。

税関と言えば、ピピっと
きたかもしれませんが
そうです密輸です。

 

ここ数年前から件数が
一気に増えてきている
金の密輸は消費税分の
利幅を得るための犯罪行為。

日本で金を売却すると
消費税分も上乗せされるので
その利幅を取るために
税関を通さず日本に持ち込み
お縄になっているこの事件。

 

1kg以上、20万円超の金を
日本に持ち込む場合には
税関を通して、税金を支払う
必要があります。

その税金こそ日本では
消費税分と決まっているのです。

 

たとえば、1000万円分の金を
日本国内に密輸した場合、
以前は80万円という金額だったのが
増税後は100万円になります。

2%の増税によって、
金の密輸件数が更に増える
可能性が高まるのです。

 

もちろん政府も黙って
指をくわえて見守っている
ワケではありません。

罰金額を更に増やしたり
探知機の精度を高めたり、
危機を増やすことで
対策をしてきているのです。

 

 

変形しやすい金は色んな形に…

通常であれば
金製品に見せるため
外に金張りをするメッキ。

しかし、金に見せたくない
密輸の場合では当然ながら
その逆となります。

 

つまり、中身は金なのに
外を違う素材でコーティングし
見かけで金でないように
見せるということ。

 

たとえば、ブレスレットや
ネックレスなどのジュエリー。

また、金杯やカップなどの
工芸品にも純金製のものに対し
違う金属でコーティングするのです。

 

このように通常のメッキ品と
逆のことを行うことによって
密輸を試みたのです。

 

しかし、これらのように
メッキを施したところで
機械の目はごまかせません。

密輸件数の増加に合わせて
機器もパワーアップされ
金属探知機の精度も
上がってきてますから。

 

ちなみにこれら以外にも
ブラジャーの形状に加工したり、
靴底に延ばした金を身に付けて
密輸を試みた人もいたようです。

 

ここまでくると何だか
執念を感じますね…

 

こういった密輸は
消費税分が利益となるので
税金が上がれば上がるほど
件数は増える可能性があるのです。

 

今年から密輸に関する
罰則も強化されたために
密輸が見つかると莫大な罰金を
支払うことになります。

密輸はほぼ反社会的組織が
バックに絡んでいるケースが
ほとんどですが、税関での申告を
忘れることで密輸として一般人も
検挙された事例がありました。

特に一般人が巻き込まれるのは
中身を伝えられず
手数料をもらえることで
運搬を
依頼するケース。

 

お金がもらえると言って
何も知らずに運搬したとしても
密輸の幇助として扱われると
摘発される対象となります。

ま、どんな人に頼まれても
中身の分からないモノは
運搬を引き受けないことが
重要なのです。

 

ちなみに税関では1kg以上の金、
もしくは20万円以上の金だと
申請する必要があり量に応じて
消費税を支払う必要があります。

危ない橋は渡らないことと
何にせよ金製品を購入したら
税関でチェックを受けることを
オススメします。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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