貴金属における土日祝日特別価格の決まり方

2545 Gold

まだ残暑は続きますが
二十四節気上、季節としては
既に秋となっています。

8月ももう末に近づき
そろそろ涼しくなる方向に
向かいつつあるあります。

そんな8月末になると
風物詩なのがサンマの初競り。

北海道札幌市で先日
初競りが行われたようですが
相場が昨年を大きく上回るもの。

サンマって年々高くなってる
気がするのですが、今年は
初競りで1kg23万円というもの。

サンマは中サイズのもので
約130gということで単純計算で
1尾で約3万円近く…。

もはやそこまでいくと
かなりヤバい高級魚です。

寿司屋で出てくるとしたら
まず100円では食べられない
ネタとなってきてます。

ちなみに5年前の2018年は
今年よりも倍以上の値段。

当時1kgで50万円ということで
その頃よりカワイイものですが
まぁ、それでも高いですね。

これだけ高い理由はというと
当然ながら漁獲量が少ないためで
昨年よりも激減していることが
高騰に繋がっているようです。

とはいえ初競り価格は
メディアに注目させる宣伝、
おめでた目的のご祝儀価格。

今後のサンマ価格に
そのまま反映される価格…
というワケではありません。

ですがその年の値段を
参考とはなるので、今年の
サンマも昨年より高くなることは
ほぼ間違いないでしょうね。

ちなみに今年1月に行われた
マグロの初競り価格というのは
3,604万円だったそうです。

マグロの初競りの場合は
取れた大きさによって値段が
決まることが多いお魚。

漁獲量で比例するサンマとは
勝手が違うので値段の乖離も
激しいのですが、果たして今年は
サンマを食べる機会はあるかな～

土日祝日の特別価格

初競りはご祝儀価格ってことで
ある意味特別な値段なのですが
現物資産で売買するゴールド、
プラチナにも特別価格があります。

これは地金商によりけりですが
大手貴金属企業の田中貴金属は
土日祝日でも店頭での取引価格を
公表しております。

貴金属価格は日々の金市場に
合わせて値段が決まるので
マーケットが休みな土日祝日は
値段が出ないハズ…。

ではあるのですが
田中貴金属の場合には
特別に値段を出してます。

ちなみに特別価格なので
記載されるページも普段と異なり
マーケット市況情報という場所に
公開されております。

この特別価格ですけども
値段はどう決まるのですか？
…と聞かれることがあります。

これは前日の終値となる
市場価格や為替が主に使われ
そこに販売可能重量を加味した
値段となっております。

たとえば土曜日の特別価格は
前日の金曜日の金市場・為替の
終値が採用され、田中貴金属の
販売可能重量が加わった値段
…ということ。

現物取引のゴールドや
プラチナの価格というのは
毎朝9:30に公表されます。

この値段は前日の終値と
当日の初値のバランスを見て
決められるワケですけども
土日祝日は市場はクローズ。

そのため、基本的には
販売しか行わないので、
田中貴金属としては保有量を
加味して値段を出すのです。

ということで特別価格の日は
値段が出るけども基本的には
販売目的の値段であるため
購入は何でも可能です。

しかし、売却に関しては
一部のコインとリサイクルのみ
となるので要注意です。

ちなみにこの週末公表
8/26-27の特別価格ですけども
ゴールドは9,968円/gと最高値。

休み明けには更に高くなるか
ドキドキしながらの週明けを
迎えることになりそうです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(8/26)の貴金属価格】
　ゴールド：9,968円/g（+0）
　プラチナ：4,987円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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