宝くじや馬券はお金でなくロマンや夢を求めるギャンブル

3403 Gold

12月31日は大晦日でしたが
年末ジャンボ宝くじの当選発表日。

宝くじをお持ちの方にとっては
年末の締め日でもありながら、
ワクワクとドキドキが止まらない
そんな日だったかと思います。

この年末ジャンボ宝くじは
クリスマスが最終販売日でしたが
最終日も長蛇の列ができた模様。

会社から銀行へ行く途中に
宝くじ売り場があるのですが
確かに長い列ができてました。

銀座のチャンスセンターでは
数時間待ちになるほどの列が
出来ていたようですね。

ま、これも今年だけでなく
毎年のことではあります。

寒空の下、身を縮こまらせながら
財布を持人々の熱気。

この光景は、日本の年末における
一種の宗教行事みたいなものです。

以前のブログでも宝くじは
ロスカット（最大損失）が決まった
比較的安全な投資なんて話を
出したことがありました。

年末ジャンボ宝くじは
1等前後賞合わせて10億円ですが
当選確率は約2000万分の1。

雷に打たれる確率より低いのに
なぜ、ここまでして買うのか？

改めて行列を見て思ったのは
富に期待しているだけではなく
大金を手にした妄想の権利にも
見えてしまいました。

ちなみに弊社の某スタッフも
宝くじが当たったら、仕事を辞めます！
と公言しています。
※毎年の恒例行事です

こういうのを見ると
宝くじは投資商品ではなく、
エンターテインメント消費にも
感じてしまう次第です。

で、つい思ってしまうのが
絶対当たるかわからない紙切れに
何時間も並び、何万円も支払うのに
確実に価値が残る金（ゴールド）には
足がすくんでしまうということ。

金は元本保証がないので、
損をするかもしれないという
気持ちはよぎるかもしれません。

それに今は相場が高騰中なので
高いから買えないという理由が
あるのかもしれません。

とはいえ価格面で言えば
積立でも買えるし、ETFならば
1g相当で買えるの決して
買えなくはありません。

0円のリスクがある宝くじに熱狂し、
0円になるリスクがほぼ0％の
資産にはあまり関心がない。

このリスク認知の歪みというのは
日本人が投資や資産形成に疎い
その理由にもなっているような気が
してならないんですよね。

夢が覚めても残るもの残らないもの

もし、宝くじの列に並ぶ代わりに、
その3000円や1万円で金（ゴールド）を
買っていたらどうなっていたでしょうか。

購入した宝くじ3000円がもしかしたら
10億円になるのであれば、確かに
ペラペラの紙でも高い価値を持った
重い物に感じるのは間違いないでしょう。

しかし、このペラペラの紙と
同じ量を金で持っていたとしたら
どうでしょう？

1万円札は1枚で約1g、
宝くじも紙質は違えど同じだと
想定したら10枚で約10g。

この宝くじも当たれば10億円ですが
外れた場合は300円にしかなりません。

では、この重量分を金（ゴールド）で
持っていたとしたらどうでしょう？

大晦日の当選発表を過ぎても、
2026年になっても、そしてあなたが
老後を迎えても、金としての価値を
保ち続けてくれます。

それどころか、相場次第では
重量は変わらずともその価値は益々
高くなる可能性があります。

この数年で各国中央銀行が
なぜ金を買い続けているのか？

彼らは宝くじのような賭けを
しているのではありません。

通貨という名の巨大な制度が
破綻しても、紙くずにならないよう
その保険を積み上げているのです。

私は年末ジャンボ宝くじを
買うなとは言ってません。

人生には夢が必要ですし、
大晦日のワクワク感はプライスレス。

ですが、もし一攫千金の夢に
お金を使うなら、せめてその何割かでも
確実な資産に変えてはいかがでしょう。

ちなみに私は年末ジャンボ宝くじを
買ってはいないのですが、毎年恒例で
有馬記念の馬券は購入しました。

残念ながら今年も紙屑に
なってしまいましたね（笑）

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(12/31)の貴金属価格（9:30価格）】
　ゴールド：－円/g（+0）
　プラチナ：－円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※2026.1.4まで価格公表なし

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