1025 Gold
1997年に中国へと返還された
香港は約150年に渡って
イギリスの植民地でした。
香港といえば一国二制度が
適用された本国である
中国から分離した領域。
1997年の中国返還の際に
50年間は資本主義が採用され、
社会主義である中国と異なる
制度を維持できることが
約束された地域でもあります。
香港の憲法の中には
中国本土では制約されている
言論・報道・出版などの
自由が明記されています。
そんな中国国土でも少々
異文化的な香港において、先日
200万人規模のデモが起きました。
200万人っていうと
広島市民のほぼ倍の人口。
そんな規模のデモ、
twitterなどのSNSで
撮影動画が流れてましたが
なかなか壮絶なデモでした。
中国の土地である
香港でなぜ今となってデモが
起きてしまったのか?
それは、香港で中国本土への
容疑者引き渡しを可能にする
逃亡犯条例を改正する、と
中国政府が表明したため。
この条例が改正された場合、
香港で中国政府を批判する
言動をした場合には逮捕され、
中国本土に身柄が渡される
恐れが出てくるため。
この条例改正によって、
50年間続くはずだった
一国二制度が崩壊する、
という危惧からだったのです。
香港は中国本土において
トランジットとしても活躍し
ハブ的な存在として年々
盛り上がってきている地域。
ひょっとしたら、
一瞬立ち寄っただけで
身柄が拘束されてしまう
…なんてことも完全に否定
できなくなるかもしれません。
中国では意味のない密輸
香港っていうと
消費税制度が設けられてない
地域として有名です。
しかし、本国の中国では
増値税という消費税に
成りかわる税率制度があり、
4段階の分かれます。
品目や条件によって
17%・11%・6%・3%に
変わるのです。
同じ中国であっても
地域によって消費税が
掛からないことなのです。
そんな美味しい状況に
反社会組織が目をつけて
税金分の利ざやが発生する
密輸を行っているワケです。
…と日本の消費税はというと
10%へと引き上げになるので、
より密輸によって利益が
大きくなってしまうワケです。
そんな消費税ですが、
よく勘違いされるのが、
増税前後で2%得をする
ということ。
確かにそうなのですが、
よくここで勘違いしやすいのが
確かに購入するタイミングが
増税前であるならば、
2%お得に購入できます。
ただ、まだ条件があります。
何故ならば、小売価格と
買取価格はスプレッドという
売買差が発生するため。
金(ゴールド)という資産は
最終的に売却しお金に変えないと
当然ながら意味がありません。
増税前に購入した金は
増税後に売却したとしても
売買差分の相場が上がらないと
購入金額には届かないので
収支トントンになりません。
ちなみに、更に手数料に関しても
増税前後で変わってきます。
例えばインゴットの場合、
田中貴金属では以下の通り
手数料(税抜)が発生します。
【購入時】
重量 | 地金1個当たりの 別途手数料 |
500g・1kg | 不要 |
100g・200g・300g | 15,000円 |
50g | 8,000円 |
5g・10g・20g | 4,000円 |
【売却時】
1件当たりの 買取の場合 |
買取1件当たりの 別途手数料 |
500g以上 | 不要 |
100g以上~500g未満 | 15,000円 |
50g以上~100g未満 | 8,000円 |
20g以上~50g未満 | 4,000円 |
20g未満 | 2,000円 |
消費税が変動すると
500g未満のインゴットは
手数料も変動します。
とはいえ、手数料において
最も価格変動が大きくなるのは
15,000円の2%の300円。
売買差の考慮は必要でも
手数料に関しては消費税の
影響は微々たるもの。
とにもかくにも
売買差だけがあることは
注意しておきましょう。
本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(6/23)の貴金属価格】
ゴールド:5,238円/g(+0)
プラチナ:3,136円/g(+0)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※市場休業のため、土日は同一価格
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