技術力で勝負する商品は強い！メイドインジャパンの原点

2515 Gold

私が所属している
中小企業家同友会で
堀江貴文氏ことホリエモンを
講師に招いた勉強会が開催。

ライブドア時代から
推している方だったので
この貴重な機会に参加。

開催場所は呉市でしたが
まぁ自動車を走らせれば
30分ほどで着く場所なので
参加してきた次第です。

広島でセミナーなんて
そう滅多に開催されないので
行ってきました。

本人も冒頭で言ってましたが
呉市での講演会というのは
初めてのことだそうです。

で、テーマは新時代で
これまでの日本の歴史、
鉄に関する話、技術力について
70分ほど語った講演会。

呉市での開催ということで
戦艦に関する話から自身が
現在展開しているロケット開発に
関わってくる鉄鋼業の話。

日本の優れた技術力、
それを海外へ提供した過去の話と
ちょっと歴史っぽい内容。

今まで最先端であった
技術はどんどん海外に流出。

その辺にあるものであれば
いつでも簡単に手に入る世の中。

では日本で会社を経営する上で
何を重要視すればいいのか？
という点で勉強になりました。

途中までは“お？”と
思っていたのですが、最後は
ちゃんと今後のビジネス・経営の
ヒントに話を落とし込み。

ひょっとしたらテーマが
フワッとしていたせいなのか
経営談義よりもビジネスライクな
内容の方が話しやすかったのか…。

少々モヤっとしたものの
学びとなる点はあったので
参加した甲斐はありました。

パン屋にお肉と傍から見ても
楽しそうな事業を展開しつつも
最先端に立ち続けるホリエモン。

今日の話を聞く限りは
どんなことも必ずビジネスとして
成り立つ話はあるということ。

先日Twitterでホリエモンが
マリンアクティビティに関する
つぶやきをアップしてました。

もちろん遊びもあるでしょうが
それだけでなく仕事に繋げており
ビジネスになったという話も
講演会の中ではありました。

意外な新規ビジネスというのは
趣味や遊びの中にあるものから
見つけるのが早いかもしれませんね。

繊細なデザインは日本ならでは

日本は鉄を加工する技術が
優れており、戦時中も戦艦大和や
零戦にも応用されていました。

なので今でも細かな作業、
技術は国によっては実現できず
日本でしか実現できないことも
現状ではあるんです。

特にゴールドやプラチナを使った
ジュエリーや工芸品における加工力は
他国に比べ優れている日本。

先日弊社の取引先がインドへ
出張したときにこんな話を
現地小売店からされたようです。

”こんな細かな装飾はインドじゃ作れない。
だから日本のメーカーから買うんだよ！”

その取引先は職人による
手作りに徹底してるメーカーで
コロナ禍が落ち着きを見せてから
海外の展示会へ積極的に出店している業者。

先日もタイのバンコクで小売店向けの
展示会が行われた際に出展したのですが
新規取引となった小売店のオーナーから
言われたのが先ほどのセリフでした。

ジュエリーと言っても
工場で大量生産されている
喜平ジュエリーも今では
海外工場がメインとなりました。

過去は日本国内でも生産する
工場があったのですが、今では
その数も手の指で数えるほど
減ってきているのが現状です。

なので大量生産が確立された
デザインとして大ぶりな物は
海外にはいくらでもあります。

インゴットやコインとなると
どこの国でも技術力に関しては
どっこいどっこいです。

しかし、仏像や仏具、
おりんなど工芸品に関しては
ゴールドで作る際、とても
繊細な技術が必要です。

世界の名だたる富豪たちが
金製品でもインゴットなどといった
資産向けの物でなく、日本製の
金製工芸品を好んで保有する気持ちは
その技術力にありました。

弊社は小売業ではあるけど
そういった職人を育成する取り組みも
今回のホリエモンの話を聞いてみて
改めて悪くはないかな…と。

日本でしかできないことを
ビジネスにしていくという
単純な話ではあったのですが
今一度原点に振り返れた
そんな講演会でしたね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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