3287 Gold
先月、群馬県伊勢崎市で
国内史上最高気温となる41.8度を
記録したニュース。
専門家も想定外と口を揃える
この記録的な猛暑のニュースを
見た方も多いと思います。
これまでの最高気温記録は
2018年に埼玉県熊谷市で観測された
41.1度でしたがそれを0.7度も更新。
たった0.7度と思うのでしょうが、
気象の世界では0.1度でも
大きな意味を持つもの。
そして、観測史上最高記録更新
ということは、明治時代からの
気象観測開始以来、約150年間で
最も暑い日だったということ。
41.8度という気温がどれほどの
ものかというと、人間の平熱が
36.5度程度ですから、体温より
5度以上も高い外気温ということ。
お風呂の温度とほぼ同じであり、
自然のサウナ状態と言っても
過言ではないってことです。
この記録的猛暑の背景として
海面水温の上昇が指摘されてました。
海水温が上がると、大気中の
水蒸気量が増加し、それが熱波の
発生メカニズムに大きく影響。
つまり、今回の41.8度は
一時的な現象ではなく、構造的な
変化の表れということになります。
海面水温変化はすぐに戻らないので
今年だけ特別に暑い!というのでなく、
今後も同様の記録的猛暑が続く
可能性が高いということですね。
その一方で沖縄県に関しては
8月初旬まで猛暑日が無いとして
ニュースでも取り上げられました。
普通なら沖縄県の方が暑いけど
そうではなく本州の方が暑かったのも
海面水温上昇のしわ寄せだったの
かもしれませんね。
温度も金も熱い!
気温のみならず金価格も
先日最高値を更新しました。
ドル建ての相場だけでなく
円建て相場も含めてです。
今は若干の円安ではあるものの
そこまで大きく動いていない状況で
あるにも関わらずです。
そんな中で今回は円建ての
金価格が18,000円/gを超えて
18,711円/g(※)まで上がり
史上最高値を更新しました。
※田中貴金属工業価格(9/6-7休日価格)
気温と同じように、金相場も
記録破りの状況が続いたのでした。
この要因はというと大きく
2つあるけどどちらもアメリカ絡み。
財政悪化による長期債の売却、
そして月初の第1週目ということで
アメリカ経済指標が発表されるも
イマイチであったため。
長期債の売却ってことで
金利利上げにはなるので通常は
金価格は下がる傾向にあるけど
この度は原因が財政悪化であり、
通常の利上げと背景が違うため。
このダブルパンチが効き、
ドル建て金相場では壁だった
3,500ドル/ozを超えることに。
アメリカの債務超過問題は
かねてから抱えている問題ですが
今年はホントに危険視されており、
それが金価格にも反映された
ってことではないかと思います。
となると店頭取引も
当然ながら買いより売り。
購入目的来店された方も
”これだけ上がったからまだ上がる”
という一方で”もう手が出ない”
と話の内容も分かれてます。
確かに高い状況ですが
上がりっぱなしではあるため
毎度毎度な言葉でもあります。
ドル建ても円建ても最高値更新で
またどうなるのか分からなくなりました。
こういう状況であるときこそ
純金積立をされている方は
有利なのかもしれませんね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(9/7)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:18,771円/g(+0)
プラチナ:7,344円/g(+0)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
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