スリーナイン（99.9）プラチナインゴットの秘密

2427 Gold

プラチナの値段がジワリと
上がってきていることもあって
買取件数が多かったです。

小売価格が5,000円/gを
下回る時期が長かったけど
最近はそれを超えて安定。

節目というところで
売り時か買い時かを見極める
そういった方が多いものかと。

ここ数ヶ月の相場では
高値の方なので値段を見て
売る方が多かったワケです。

とはいえゴールドよりも
プラチナは最高値に比べると
まだまだ相場は安い状況。

なので、全部を売るというより
一部を売ったり、確定利益分を売る
…といった感じでしょうか。

そのため、コインよりも
単価の高いインゴットを
売却する方が多かったですね。

なので、先日買取したものも
500gのインゴットをお持ちの方が
ほとんどだった気がします。

弊社は田中貴金属の特約店として
ゴールドだけでなくプラチナの
インゴットやコインを販売してます。

これはゴールドの売買と同時に
始めているので、1980年から
行っているということ。

その頃からお付き合いのある
お客様がご売却に来店されることも…。

で、先日買取でお預かりした
プラチナのインゴットですが
これがまた何十年か前に弊社で
購入された古い物でした。

古い物であることが
なぜ分かるのかというと購入伝票や
地金番号で分かるのですが、
他にもあるんです。

では何の情報かというと
純度刻印の情報。

古いインゴットの場合は…

今回お持ちになられた
プラチナのインゴットは2つで
どちらとも田中貴金属工業製。

地金番号は当然ながら
この2つで違ってはいるのですが
純度刻印にも違いがありました。

ではどのように純度刻印が
異なっていたのかというと
ひとつは99.95で99.9。

つまり純度が刻印上では
0.05だけ表記が異なるのです。

金地金の最高純度が
99.99%（フォーナイン）に対し、
プラチナ地金の最高純度は
99.95%となります。

そのため、資産用として
用いられているプラチナ地金や
プラチナコインに関しては
通常99.95という純度が刻印。

なので、片方のプラチナは
99.9という刻印であったので
0.05%低いということです。

通常だと純度が低い場合
買取価格が下がるのですが
今回はちょっとワケありでして
99.9でも99.95と同じ価格で
買い取りさせていただきました。

これは田中貴金属工業の
事情によるものだったため。

もしも違うブランドで
純度が99.9であったならば
買取価格は下がってます。

何が言いたいかというと
純度などが通常と異なっても
お店によっては買取価格が
引かれないことがある…ということ。

純度刻印が99.9の田中貴金属製
プラチナインゴットも他店・他地金商で
売却したのであれば買取価格が
下がっていた可能性もあります。

それは製造元の事情を知らず
刻印情報をチェックして買い取るのが
本来の査定であるため。

なので、やはりお持ちの
インゴットを売るのであれば
刻印されたブランドのお店で
…ということなのです。

ちなみに純金と同様、
プラチナの純度が99.9%以上ならば
純プラチナと謳うことができます。

資産用は基本的に最高純度が
採用されるのですが、プラチナは
技術的に可能なのが99.95%である
…ということです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(4/30)の貴金属価格】
　ゴールド：9,644円/g（+0）
　プラチナ：5,258円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※市場休業のため、土日は同一価格

＜金運メッセージ付きゴールド開運純金名刺＞

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