3473 Gold
春の足音が近づく東京の街を、
数万人のランナーが駆け抜けた
東京マラソン2026。
世界中から集まった
トップランナーたちの力強い走りに、
今年も日本中が胸を熱くしました。
さて、この日本最大級のレース、
上位3名まで贈られる表彰メダルに関して、
近年ひそかに大きな仕様変更が
あったのをご存知でしょうか?
東京マラソンのメダルといえば、
第1回大会から金・銀・銅メダルで
純金製・純銀製・純銅製のものが
採用されていたことで有名でした。
実はオリンピックの金メダル、
国際オリンピック委員会の規定により
”中身は純度92.5%以上の銀で、
表面に6g以上の金メッキを施したもの”と
定められています。
つまり、東京マラソンで
授与されていた金メダルというのは、
素材で見るとオリンピックすら凌駕する
世界的にも極めて稀で贅沢なものでした。
そんな東京マラソンの金メダルは
2024年大会まで純金製で約180g
そんなずっしりした仕様でした。
しかし、2025年大会からは、
純銀金メッキ製で約100gへと、
その仕様が変更されています。
重さはほぼ半分になり、
誇り高き純金の塊は、銀の土台に
金メッキを施したオリンピック仕様へと
姿を変えたということです。
なぜ、伝統ある純金メダルが
姿を消してしまったのでしょうか?
最大の理由は、言わずもがな
”歴史的な金価格の異常な高騰”。
第1回大会の2007年開催当時、
金小売価格は2,000円/g台後半。
しかし現在、金相場は
3万円に知数いており、10倍以上まで
跳ね上がっています。
もし今、180グラムの純金メダルを
作ろうとすれば、材料費だけで
メダル1個につき約500万円前後。
世界トップクラスの巨大イベントの
予算をもってしても、もはや純金無垢を
用意し続けることが困難な時代。
ランナーたちの首元で輝く金メダルの
密かな仕様変更は、凄まじいインフレの波、
黄金の圧倒的な価値上昇を雄弁に物語る、
非常に象徴的な出来事ではありましたね。
オリンピックも昔は…
金メダルから純金製が消える
という現象は、歴史上もっと
巨大な舞台で既に起きています。
それがあの
オリンピックです。
近代オリンピックにおいて、
第1位の選手に純金無垢のメダルが
授与されていたのは、1912年の
ストックホルム大会まで。
その後、競技数の増加とともに
金メダルにかかる費用が莫大になり
純銀の土台に金メッキを施す…という
現在のルールへと移行しました。
東京マラソンは、そんな
世界的な潮流の中でも2024年まで
180グラムの純金無垢を守り続けた
稀有な大会でした。
しかし、歴史的な金価格の高騰
という現実の前に、ついに仕様変更。
これはつまり予算というお金以上に
金の価値が高まったということであり、
ある意味、お金の価値が下がったことを
浮き彫りになったというもの。
なんせ純金製の金メダル、
重量が変わらないので見た目の
デザインは違えど素材としてみれば
何ら一つ変わっていないのですから…。
金は勝手に細胞分裂して増殖したワケでも、
最新テクノロジーが搭載されたワケでもなく
同じ重さ同じ輝きを放つ変わらない金属の塊。
では、純金は全く変わっていないのに、
大会予算をもってしても買えなくなったのか?
この答えはシンプルなもので
日本円(お金)の価値が
劇的に落ちてしまった…
ということです。
東京マラソンが始まった2007年当時、
180グラムの純金を買うためには
約50万円の予算があれば足りたのが
今では10倍近い予算が必要です。
これは、純金製金メダルからすると
50万円という馬力が必要であるのに
10倍足りなくなったということ。
銀行口座残高が減らなければ、
自分の資産は安全に守られている…
と錯覚しがちになります。
しかし、世の中のモノ(金メダル)が
今まで通りの予算で作れない現実は、
私達の貯金がインフレという見えない
魔物によって削り取られていることを
証明したものではあります。
決して変わらない金を持つことは
お金を増やすためではなく、下がりつつある
お金の価値から”自分の人生の購買力を
そのままの形で保存する”防衛策なのです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(3/10)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:28,792円/g(-28)
プラチナ:12,284円/g(+162)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
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