1340 Gold
来年への延期が決定した
東京オリンピック2020。
現時点ではそう決まりましたが、
果たして開催できるのかは
神のみぞ知るといったところ。
7月から開催予定だったので
当然ながら施設などの準備も
整っている中での延期。
海外ではウイルスが蔓延中、
また、そうでない国はあれど
選手が集まれる状況でもなく、
致し方のないことです。
東京オリンピック2020も
名前を変えることもなく
進行開催するようなので諸々の
作り直しはなくて済みそう。
その点で言えばまだ
不幸中の幸いかもしれませんね。
ってことで、当然ながら
選手へ渡すはずだったメダルも
作り直す必要はないのですが
実はひとつ問題があるのです。
その問題というのが
品質面のリスク
今回のオリンピックメダルでは
一般家庭からのリサイクルで
作られたことが話題となりました。
そんなこの度のオリンピック
メダルの素材は以下の通り。
<メダル素材>
・金メダル:純銀(金メッキ)
・銀メダル:純銀
・銅メダル:丹銅
この素材に詳しい方であれば
パッと気付くかもしれませんが、
純銀と丹銅は変色や酸化に弱い素材。
来年のオリンピックになるまで
変色させない状態を維持するのは
手間暇掛かりますからね…。
メッキ品は永遠に輝く?!
オリンピックの金メダルは
純銀製ではありますが表面に
金メッキが施されるために
見た目は金に見えます。
ただし、この金メッキも
コーティングの貴金属次第ですが
変色することがあります。
もちろん放置するだけで
そう簡単にメッキってのは
剥がれることはありません。
しかし、温度や湿度など
保管する環境によっては
メッキが落ちてしまい
残念な見た目になるのです。
金メッキは所詮表面を
覆っただけですので
そこが削れたりしてしまうと
内部が見えてしまいます。
オリンピックの金メダルだと
純銀にコーティングしてるので
メッキが落ちると中身の銀色が
見えるってことです。
そして、純銀ってのは
錆びることはほぼないけど
黒ずみなど変色はあります。
管理が悪いと見た目が
残念にメダルになります。
そう簡単に短期間で
劣化することはありませんが、
何にせよ安心はできませんね。
まさかオリンピック延期により
こういった盲点が出るなんて
思っていなかったことかと思います。
来年のオリンピックで
綺麗な状態でメダルを見れるのを
楽しみにしておきましょう!!
当然ですが純粋な金だと
欠けたところで中身も金であり
そもそも金は変色しないため
見た目はほぼ変わりません。
もうオリンピックの金メダルも
純金にしてしまった方が
良いと思うんですけどねぇ
お金はかかるでしょうが、
そこは不要な経費を抑えて
あくまでも選手のための
大会であることの意識で!
本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(5/4)の貴金属価格】
ゴールド:6,460円/g(-22)
プラチナ:2,968円/g(-35)
※田中貴金属公表の税込小売価格
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